私は、鍼灸師という仕事につき、「技術」というものをどうやって学んだらいいのか?また、どうやって自分の技術の精度を高めたらいいのか?など、「技としての鍼灸の追求」に人生をかけています。
「技術を学ぶ」ということに関して、たくさん本を読むことも一つの方法としては正しいと思うのですが、理論はともかく、「技術」に関していうと、本に書いていないことの方が知識よりも大切だということを、自分が経験を積んでいけば積んでいくほど実感させられるのです。
私は、早い段階から本当に尊敬できる師匠に巡り会い、いろいろなことを教えてもらうことができました。
師匠に最初に言われたことは「わからなくて当たり前なのだから、わからなくてもとにかくやってみることが大切」ということ。
脈診の仕方を教えてもらっても、詳しく教えてもらうというよりも、大まかなことをチェックしてもらっていた気がします。
細かい脈の見方よりも、触り方や位置の取り方などを教えてもらい、細かいことについてはあまり教わらなかった気がします。
知識を先行させると、細かいことから勉強していってしまうのですが、「技術」というものを学ぶということは、大きなところから細かいところに徐々に発展していくものなのです。
最初から細かいことに目を向けることよりも、立ち方、触り方など、極々初歩的なことから学びはじめ、脈だったら脈の違いなどを徐々に学び、脈の中にあるわずかな変化を感じ取れるように訓練していくことが要求されるのです。
それこそ、鍼の打ち方は「見て覚える」、患者さんとの接し方は「身体で感じる」などなど、技術を学ぶということは、頭でっかちになることではなく、自分の身体すべてを使って覚えるもので、いくら言葉で説明してもらっても、受け取る側の身体ができあがっていないと、知識はただの言葉として流れていってしまうことでしょう。
まずは五感や空気を感じる力を養っていくことが、技術を学ぶ上では大切なことなのだと身を持って実感させられました。
少し難しい質問をすると、師匠は私のことを見切って「まだ早い!」と、私にまだ学ぶ準備ができていないことを教えてくれました。
「できないのならできないなりにやること」であったり、「できなくても挑戦し続けること」って、技術を高めていく上ではとても大切なことで、全神経を集注して学んだものは、実際に自分が技術を使うときに大きく役立ちました。
とにかくやることが肝心。結果は後からついてくる!
これが、私が師匠に教わった大切なことの一つです。
今になっても、毎日毎日、繰り返し思い返すのですが、まだまだできないことが多いですね…。それでも、挑戦し続け、昨日よりも今日、今日よりも明日、もっともっと技術が向上するために全力を注いでいます。
技術は、本を読んだからといって一気に高まるものではないでしょう。
泥臭い毎日を生き、汗水垂らして学んでいくものなのだと私は思います。
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