身体の症状が改善しているのか？自分で調べる方法をお伝えします！

人には、いろいろな身体感覚があって、たとえば「身体が伸びている」と感じる場合でも、「心地よく伸びている」と「伸びて痛い」というのでは、同じ「伸びている」でも、感じ方は違ってきます。

「伸びて気持ちいい」と感じるものでも、度を越してしまうと「痛い」と感じる場合もあって、「伸びる」というものでも「程度」によって「角度」によって、身体は全く違った「感覚」になることがあるのです。

私は、鍼灸師という職業柄、様々な疾患を抱えた方を診るのですが、「難病」と言われる疾患や、世の中で治すのが難しいと言われている疾患ほど、感覚としての「快」を感じない場合が多い気がしています。

夜寝ていても、自然と寝返りを打ちますよね？

これは、同じ姿勢をとり続けるために身体が「不快」と感じ、自然と「不快」を回避する方向へ身体を動かすことができるからこそ起こるのであって、「不快」と感じることが鈍ければ鈍いほど、身体は異常を起こしやすくなってしまっているのです。

私が診させていただいている「慢性疲労症候群」を抱えている方は、身体を動かしていただいたり、伸ばしてもらったり、様々な動きをしていただいてとほとんど「不快」か「痛い」と感じるのですね。

ストレッチなどで身体を伸ばすと「あぁ、気持ちいい！」と感じる方も多いかも知れませんが、驚くことに、ほとんど全ての動作で「心地いい」「気持ちいい」と感じることがないのです！

私は人間が感じる「快」という感覚を大切にしているのですが、「快」の方向は、あらゆる「不快」を改善するための突破口になるのですね。

寝返りを打つときにも、わざわざもっと辛い方に動かさないですよね？(笑)

身体が心地よいと感じる方向に動いたり、不快を改善する方向に動けないと、夜寝ていても疲れは取れないはず…。

だからこそ、人の身体が本来もっている「快」という感覚を呼び覚まし、感覚自体を回復させること、育てていくことが大切に思うのです。

多くの場合、身体が回復してくると、「快」という感覚が拡大したり、「不快」と感じる角度が少なくなったりするのですが、全身症状が改善している場合は、身体の「感覚」の変化が一つの目安になる場合が多いです。

おおくにたま鍼灸院では、「症状の変化」だけではなく、「感覚の変化」にも目を向け、全身症状が改善しているかどうか？ご自身で診断できるような方法をお伝えしています。

「癌」や「白血病」など、自分で改善しているか、眼で見て確認できない症状にも、何を指標に自分の身体の変化を追っていったらいいのか？その方法もお伝えさせていただき、「このままいったらどうなるのだろう…」という「不安」を、少しでも取り去る方法をお伝えさせていただいているのです。

身体の変化は、必ず実感として現れます。

改善が見えにくい症状や、長引く症状は、特に「不安」を解消していくことが大切！

いかにして自分の身体の変化を実感するのか？鍼灸治療だけではなく、自分の身体の自己判断方法も指導させていただきます。

「健康の自給自足」を目指す！

おおくにたま鍼灸院
院長三上創　

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