コウノトリ | 野鳥観察のための気になる知識

野鳥観察のための気になる知識

野鳥が好きで野山を散歩したりして観察しております。

コウノトリは、昔から幸せを運ぶ鳥としてあつかわれてきました。江戸時代の頃にはかなりの数がいましたが、狩猟や土地開発のため激減して、今では、野生種は絶滅したといわれております。コウノトリがたくさんいたころは、水田や湖沼などに飛来し、ドジョウや小魚やカエルなどを捕らえて食べておりました。繁殖期になると巣をつくりますが、高木の樹上に小枝を積み重ね、土や枯れ草を使って大きな皿形の巣をつくります。コウノトリがたくさんいたころに行ってその姿を見てみたいものです。