少し前にこの記事を書きましたが、
→「CFで見るアラン・ドロンの昔と今
アラン・ドロンが映画1本と舞台1本を終えてから引退なさるとのこと。
映画の方はパトリス・ルコント作品で共演はジュリエット・ビノシュ。
今までもルネ・クレマンやルキノ・ヴィスコンティ、ジャン=リュック・ゴダール、
ミケランジェロ・アントニオーニなど世界の有名監督の作品に主演してきましたが、
最後にフランスを代表する監督パトリス・ルコント作品。
引退は残念だけど作品は楽しみだな、と思っていたら、
ルキノ・ヴィスコンティの「山猫」の舞台として使われたシチリア島のパレルモの館に、
アラン・ドロンが何と53年ぶりに訪れる、という番組を見つけました。
キャスター、レア・サラメが同行していて2016年の9月なので結構つい最近。
時間が24分と長いので館の素晴らしさ堪能しながら(ほんとすごい!)、
さっと観ていただけるといいかな、と思います。

53年ぶりとのことで感慨深い様子が伝わるのですが、
11分10秒くらいからインタビューもあって、
軍隊時代のことや映画はもちろん女性、政治なんかについても語っているのですが、
アラン・ドロンはずっと右派支持で、まだ大統領選のだいぶ前だったので、
レアさんに、ジュペ(共和党からの候補だった)に入れるの?
フィヨン(右派でこの後不正がバレて支持率が下降)に入れるの?
サルコジ(元大統領で不正しまくったけどまた立候補しようとした)に入れるの?
とか聞かれて、サルコジには入れないね、などと答えております。
またマリーヌ・ル・ペンの父親、ジャン=マリー・ル・ペンとは友人同士で、
マリーヌ・ル・ペンに入れるの?と聞かれ、
今は彼女には入れない、と言っております。
そして今の世界に何が足らないと思う?と聞かれ、
お互い好きになることだと。
で、女性については、
女性は私の人生だ!大好きだ大好きだ大好きだ!と言っていらっしゃって。
今、気に入ってる1人が「Shy’m」だそうで。

それがこの方。
マルティニック出身の父とノルマンディー出身の母を持つメティス(métisse=混血)で、TV番組にもしょちゅう出てくる人気シンガー。
確かにエキゾチック美人でダンスも出来て魅力があると思うのですが、
ああ、アラン・ドロンってほんと~~に女性が好きなんだなぁ、と改めて思い、
ちょっとおかしくなってしまいました。
ま、何にしてもルコント作品が楽しみです!

※53年ぶりの「山猫」動画が場合によって再生不可能なようです。
申し訳ありません。
アラン・ドロンの表情も興味深く、
パレルモの館がまた本当に見事なのでとても残念です…

…………………………………………………………………

最後まで読んでいただきありがとうございます♪
お手数おかけいたしますがポチッとクリック応援していただけるととても嬉しいです。
他の方々の個性豊かで素敵なブログも併せてご覧になっていただけます。  

人気ブログランキング

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村
ありがとうございます!