ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

健康と血圧の変動

2015-10-03 10:47:35 | 健康・医療
私は昔から血圧がかなり低く、最高血圧が100前後で、たまに90台というような値が出ていました。ところが最近計ってもらうと、130程度になっていました。これは高血圧というほどではなく、今まで低かったものが正常値になったということで、医者も全然問題にしませんでした。

私は研究所勤務といっても、サラリーマンですので年1回健康診断の受診が義務付けられていました。そのほか私は有機溶剤という、あまり健康に良くないものを大量に扱っていましたので、これも年1回特殊健康診断というのを受けていました。特殊検診といっても、血液検査の検査項目がやや増える程度で、通常の健康診断とあまり変わらず、年2回受診しているようなものでした。当然入社後からずっとですが、このとき測定する血圧は常に100前後だったような気がします。

高血圧は最高血圧が140以上または最低血圧が90以上とされています。この定義からすると、成人男性の45%、半分近くが高血圧となるようで、誰が決めたかしれませんが、あまりに厳しすぎるような気がします。

こういった循環器系の病気はあまり詳しくありませんが、高血圧には本態性高血圧と二次性高血圧があります。本態性というと何となく生まれつき的なイメージがありますが、別にそういう意味ではなく、原因がよくわからない高血圧を本態性と呼んでいます。生活習慣病とかいろいろ言っていますが、大部分はなんで高血圧になったのかよくわからない物のようです。ですから例えば心臓疾患のように、原因がはっきりしている物を二次性と呼んでいますが、この区別はほとんど意味がありません。

私の場合は、ブログでも書きましたが、やや喘息の気味があるのと、若干肺気腫になりかかっているということで、2種の吸入薬を処方してもらっています。これを吸入しているとひどい咳が出ることがないので、月に1回クリニックに行っていますが、その時の血圧測定がやや高くなりました。この医者は全く問題にしませんでしたので、知り合いの医者に聞いたところ、血圧は一日の変動がかなりあるので、気になるようなら定期的に測定しろということでした。

私はそれほど健康に留意している方ではありませんが、色々の検査値というのは、絶対値が正常かどうかではなく、値かどう変化したかが重要であるという認識を持っています。その点血圧が急に30も上がったというのは、大きな変化といえます。調べてみると10年以上前のものですが、自宅に自動測定器がありましたので、電池を新しくして測定してみました。そうすると大体120程度になっているようです。確かに問題はなさそうですが、老化が原因かやや上がっていることは確かですので、思い出したときは計ってみるつもりです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿