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テニスロジャーズカップ決着

2017-08-15 10:24:23 | テニス
カナダで開催されているマスターズのロジャーズカップ(ATP1000)が、20歳ズベレフの優勝で幕を閉じました。

この大会は前に書きましたように、錦織は初戦敗退という波乱があり、女子の大坂なおみに期待していました。ところが大坂は3回戦で第1シードのプリスコバに1セットを取られたものの2セットはタイブレークで取り返したのですが、腹部の痛みが出て棄権してしまいました。

さて男子は3回戦でも波乱が起きました。第1シードのナダルが、地元カナダのワイルドカードで出場の18歳シャポバロフにフルセットで、しかもファイナルセットはタイブレークで敗れてしまったのです。また逆のボトムハーフでは第2シードのフェデラーが順当に勝ち上がっていました。

この大会はNHK-BSが放映していましたので、適当に録画して面白そうな試合は見ていました。準決勝はこのシャポバロフと前週優勝した20歳ズベレフとの若手対決となりました。

この二人はフォアもバックも強打し、怖いもの知らずの感じが出ていました。この打ちあいの試合は、やはりやや安定感に勝るズベレフ有利で進んでいきました。1セットは6-4でズベレフが取りましたが、二人ともサーブがよくなかなかブレークできません。

どうもこういう試合を見ていると、うまくつなぐようになった錦織でも勝つのは難しそうな気がします。このままタイブレークかと思った最後にズベレフがブレークし、7-5で勝利しました。準決勝もう一試合はフェデラーがストレートで勝ち、決勝は20歳ズベレフと36歳フェデラーの新旧対決となりました。

3か月ほど前の大会でこの二人が決勝を争いましたが、その時はフェデラーが完勝しました。試合が始まると、明らかにズベレスのショットが鋭いのですが、これをフェデラーが技でかわすという展開でした。

しかし徐々にフェデラーが押され、甘い球やミスが出るようになりました。最近のフェデラーは良くネットに出るようになりましたが、これもあまり成功せず6-3でズベレフが取りました。2セットになってもこの傾向は変わらず、一方的という程ではないのですがよく動くズベレフと動かない(動けない?)フェデラーの差が出てきました。

結局このセットも6-4でズベレフが取り、見事2週連続優勝となったわけです。この辺りは世代交代が徐々に進んできたような気がします。

もう今週から次のマスターズが始まり、ほぼ同じメンバーが出ていますので、今度はどんな展開になるのか、NHKが良い試合を放映してくれることを期待しています。


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