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今年最後のパリマスターズ決着

2017-11-07 10:44:11 | テニス
今シーズン最後のATP1000であるパリマスターズが、アメリカのジャックソックの優勝で幕を閉じました。

この大会はNHK-BSが放映していたのですが、今年は錦織も欠場しておりどうなるか気にしていたのですが、2回戦から一日1試合中継することが決まり夜のちょうど良い時間となり観戦できました。

本来ATP1000の大会はトップテン選手に出場義務があるのですが、ジョコビッチ、マレーは怪我で欠場で、先週優勝したフェデラーも急に欠場となりましたので、ビッグ4はナダルだけというやや寂しい大会となりました。

しかしランキング上位8名で戦うツアーファイナルの出場権が、この大会で誰になるかが変わりますので、可能性のある選手は必死のようでした。

日本人は杉田だけでしたが、この1回戦を中継してくれず、PC動画で見ていました。相手はセルビアのクライノビッチでランキングは77位で予選勝ち抜きということでしたので、楽に勝てると思ったのですが、それほど鋭いショットはないのですが、非常に安定していました。

1セットはちょっとしたミスが出て4-6で取られてしまいました。2セットはクライノビッチのストロークが冴え、杉田が返すことができないショットが増え、2-6で敗退してしまいました。

この後は復帰して上位に入りそうなデルポトロを応援することにしましたが、運よく2試合連続で放映されました。ポイントを計算すると、準々決勝に勝てばツアーファイナルに出場できることになりました。

その準々決勝はアメリカのイズナーとの対戦となりました。イズナーは208センチもありサーブが得意ですが、優勝すればツアーファイナル初出場ですので、どちらも負けられない試合となりました。

こういったビッグサーバー同士の対決は見ていてあまり面白くないのですが、デルポトロのサーブが入らなくなり1セットを4-6で落としてしまいました。デルポトロは前の試合で腰を痛めたようでやや動きが悪くなったのですが、2セットはどちらも譲らずタイブレークとなり、これを取ってファイナルセットにもつれ込みました。

この段階で両者がトレーナーの治療を受けるという状況でしたが、デルポトロの方がやや悪いようで、4-6で取られ敗退してしまいました。準決勝はこのイズナーが接戦を落とし、杉田に勝ったクライノビッチが決勝進出を果たしました。

彼は運もよく本来ならば準々決勝はナダルと対戦するはずが、ケガで棄権し不戦勝となったのです。決勝戦はこのクライノビッチとアメリカのジャックソックでしたが、残念ながらとてもマスターズという大きな試合とは思えない内容で、2-1でジャックソックが取り、優勝とツアーファイナル出場という栄誉を受けました。

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