こんにちは。吉田隆行です。
今日の神戸は、晴れです。
僕は、ビジネスアドバイザーの仕事をしています。
それで、色々な業態の会社やお店のアドバイスをさせて頂いています。
今回は、その中で飲食店の事例をご紹介したいと思います。
僕の仕事は、守秘義務があるので具体的なお話しは出来ないので手法と思考法についてお話します。
僕がとある飲食店の売上アップのためにした方法は、口コミの仕組み作りです。
僕は、お客様に口コミをしてもらうためにどの様にすれば良いのかを考えました。
そのお店はサラリーマンやOL、そしてデートにも使われています。
その層のお客様は、何か情報が入れば、その日の話題として会社に戻った時、取引先に行った時、あるいはブログやSNSのネタにとその情報を発信する傾向にあります。
ですから、口コミしやすいネタを提供すれば自然と口コミをしてくれます。
そこで、僕が考えたのがメニュー表です。
ただ単に、料理名と価格を書いたメニューでは口コミになりません。
メニューエンジニアリングでメニューを絵本の様な構成にして見て楽しい工夫をしました。
料理が出来るまでの時間は、お客様にとって退屈です。
長く待たされるとお客様は、不満に思います。
しかし、そこのお店は、注文してから調理することがウリであり強みでもありました。
ですから、長く待たされることを逆手に取って、その待ち時間にお店のことをよく知ってもらおうと僕は考えました。
そこで、店主の料理やお店に対する強い想いや理念をメニューに書いてもらいました。
そして、調理のこだわり、調理方法のこだわりを写真を使って説明しました。
それから、食材へのこだわりも写真を使って説明し、料理のこだわりも写真付きで説明しました。
つまり、僕はお客様とメニュー表を通してコミュケーションを取り、バーチャルな会話をしてもらう仕組みを作りました。
言われないと分からない「こだわり」を敢えて具体的に言うことで、お客様にそうだったのかと知ってもらうことをメニューでしました。
そうすることで、お客様は、「知ってた何々と言うお店の何々の料理は、何であんな形をしてるのか」
「あの料理のお肉はどこ産のお肉を使ってるか?」
とかの様にそのお店のウンチクをクイズ形式でお客様が自分の友達や知人等に話してくれます。
それによって、そのお店の強みであるウンチク情報を「口コミ」で話してくれる状態となりました。
そして、そのお店に来られるお客様が増え、売上アップとなりました。
他にも売上アップになる方法があり、その方法も合わせてそのお店で行い、更に売上アップとなりました。
それが、僕が考えた「口コミの仕組み」です。
この方法は、色々なことに応用出来ます。
ですから、自然と口コミによる集客とブランディングがなされます。
これは、心理学と行動科学を用いた消費者行動論による科学的アプローチです。
美味しさの秘密を知ることでお客様に満足してもらい、より美味しく感じてもらう方法だと思います。
お店も喜び、お客様も喜び、お客様から口コミされた知人も喜ぶとというwin-win- winの関係となります。
僕は、 win- win- winを提唱し、この win- win-winを自著の本や色々なところで講義しています。
僕の施策は、この win- win- winになるにはどうしたら良いのかを基軸として考えています。
みんなが良い思いをし満足すれば良いなと思っています。
そのお役に立てれたらと思い、行動しています。
一人でも多くの人が幸せになればいいなと思っています。
今日も、お読み頂きありがとうございます。
今日も、あなたに幸せが訪れますように!
ビジネスアドバイザー&ビジネスライター
人と組織の専門家
理念経営と再生と起業と地域活性化とブランディングの吉田隆行
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