セラピスト、トレーナー必見 『足部から始まる腰部痛 パフォーマンスチェック編〜第1章〜』 | トレーナーチームEsperanza代表 理学療法士 石渡雄次のブログ

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石渡雄次:トレーナーチームEsperanza代表、理学療法士、メンタル心理カウンセラー、上級心理カウンセラー。『医療をエンターテイメントする』を理念に活動しているセラピスト&トレーナーです。

こんにちは。
トレーナーチームEsperanza代表
理学療法士の石渡です。

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セラピスト、トレーナー必見
『足部から始まる腰部痛 パフォーマンスチェック編〜第1章〜

前回に引き続き、セラピスト&トレーナーの役割の1つは『しっかりと立てる条件を整えること』です。これにより外反母趾や扁平足、アーチ機能の低下などの助長を防ぎ、二次的に生じる他の身体の部位の不調を起こさせないようにすることです。それは将来クライアントの選手寿命や健康寿命を延ばすことになります。

今回のテーマは
『前足部、中足部横アーチのパフォーマンスチェック』です。

横アーチのパフォーマンスを診てみましょう。

非荷重でアーチの形状が保てていることも重要な要素となりますが、それよりも重要なのは『荷重を加えた時』でもアーチが保てているかをチェックします。必ずしも非荷重でアーチがあるから機能するというわけではありません。見かけ上のアーチに囚われないように注意しましょう!

このチェック方法は
対象者に肩幅に足を開いてもらい静止立位をとらせます。
セラピストは対象者の背後に回り、両手を対象者の肩に乗せます。(身長差がある場合は台などを用います)
対象者の両肩〜足部に向かって圧を加えます。
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この際の対象者の身体的反応を診ます。
※ちなみにこのチェック方法は局所的なものではなく、複合的な評価になります。対象者が体幹にある程度の安定性がある場合に限ります。体幹が不安定な場合はオススメしません。

①この際にしっかりと床からの反力が感じとれるか(セラピストの主観点)

②圧を加えた際に過度な距骨下関節回内・回外動揺がないか

③圧を加えた際に足趾屈筋群の活動が高まるか

この3点にはくれぐれも注目してください。(※場合によって圧を加える役と反応を診る役の2人で行うこともあります。)

トレーナーとして現場で活躍していくためには限られた時間で如何に効率的にパフォーマンスのチェックをしていくのかということを要求されます。教科書通りの評価はほとんど用いることは少ないので、評価の方法をアレンジして経験から得られた情報を統計的に自分のものにしていくかが重要です。

次回は骨のアライメントから診るパフォーマンスチェックをご紹介します!(≧∇≦)

もっと詳しく知りたい人に↓
〜お知らせ〜
12/11(日)東京・錦糸町
『第4回臨床を語る会&忘年会』
テーマ:足部編
詳細はこちらから↓
ご参加お待ちしております!^ ^
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・理学療法士&トレーナー
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・上級心理カウンセラー
『石渡 雄次』

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