オンライン英会話講師(マンツーマン)の仕事を始めて早4年半。私がオンライン英会話講師として働き始めた頃はとにかく情報が少なく、どんな風に英語を教えれば良いのか全くわからず、暗中模索でした。
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当然、失敗も数多くしました。
そして、たくさん失敗したことで多くのことを学び、レッスンが上手くいくことが増えました。

今回は経験も知識もなかった過去の自分に贈る、レッスンが上手くいくプチヒントをまとめました



失敗その1

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常連の中学生生徒とのフリートーク、何も用意しないでレッスン。
→話題が尽き、焦って質問を繰り返し自分の英語までガタガタに。

この生徒は、レッスンの直前に高校の学校説明会があると話していたことから、フリートークの内容は必然的に学校説明会のことになるだろうと踏んでいました。

しかし実際には学校説明会には行かず(第二志望高だったため止めたそうです)。

そのためフリートークしようにも話題がなく、レッスンの目標も立てていなかったため、25分間のレッスンが永遠のように感じました。

結局、天気の話、部活動の話、友達の話など思いつく限り色々な話題を振ってみましたが、焦って喋ったせいか質問の意味が通じず、沈黙が多かったです。

こうすればよかった!

常連の生徒とのフリートークとはいえ、トピックは最低2~3個用意しておくべきでした。この生徒は英検2級を目指していたので、フリートークの他、ニュースのリーディングやリスニングの練習、文法の復習、瞬間英作文など、出来る事はたくさんありました。

用意した素材はその時使わなくてもまた別の機会であったり、他の生徒とであったり、使い道は必ずあるので決して無駄になることはないです。

まさに「備えあれば患いなし」です。

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失敗その2

社会人生徒との初回レッスン。英語での自己紹介が上手いとべた褒めする。
→生徒は自分の名前と出身地を答えただけで褒められ困惑。

特に社会人の多くの生徒は自己紹介の英語を褒められても嬉しくなるどころか、実際の英会話で話せないギャップにストレスを感じてしまうようです

自己紹介は他の講師とも飽きるほど実施しているので、英語初級者でも流暢にこなせる生徒が多い印象です。

これは講師になりたての頃、本当によくやってしまった失敗で、褒めれば褒めるほど生徒の表情が曇っていく様子をいつも不思議に思っていました。 

こうすればよかった!

英語での自己紹介の効果的な進め方
まずは講師が質問し、生徒が答えます。生徒が質問に答えてもそこで終わりにせず、”How about you?”と言ってもらいます。こうすることで生徒が講師に話題をふる、双方向のコミュニケーションが可能になります。

質問に答えたあと、“How about you?”を一言付け加えるだけとはいえ、初級者にとっては頭を使うことですし、レッスンの目標を立てることで達成感を得やすくなります。

これは実戦でも使えるテクニックなので、多くの生徒が楽しんで練習してくれます。 

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失敗その3

生徒が日本語で話すからといって、こちらも日本語で話す。
→英語を練習したぞ!というレッスンの達成感ゼロ。次の予約が入らないことが多い。 

文法など難しい項目の説明はもちろん日本語の方が良いのですが、全て日本語はNG。英語を練習しにレッスンを受講するのですから、当然ですよね。

日本語も通じるのが日本人英会話講師のレッスンを受講する最大のメリットではあるのですが、レッスン時間の半分は英語を話す時間にしたいところです。

少々込み入った仕事の話など「日本語で良いですか?」と生徒に聞かれたらそのまま日本語での会話に終始し、25分終わっていた、というレッスンをかつてはしていました。

私自身も英語を教えたぞ!という達成感がなく、自身にとっても楽しいレッスンにはならなかったです。

こうすればよかった!

生徒に日本語で話させること自体は問題ないと思います。

ただ日本語だけで終わりしないことが大切。単語のランダムな羅列でも構わないので、なるべく英語で話させて、話した英語を使ってこういう時はこんなふうに言うことが出来ますよと、例文をどんどん提供するようにします

もちろん講師は生徒の話を聞きながらどんどん英作文していく必要があるので、講師の側に高い英語力が必要なのは言うまでもありません。

ただ生徒にじっくり英語で話させると、そのぶん考える時間が長いので、意外と英作文する時間はあります。 

あとは英作文した文章を使って音読、そして時間があればロールプレイも実施すると、練習した内容が記憶に残りやすくなるのでとても効果的です。 

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★失敗を招く考え方

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・「お金を頂くからには自分の持っているものを全て提供しなくては!」
→レッスンのために全力を尽くすのは当然ですが、物事には限度というものがあります。

今持っているものを全て提供したくて、例えば10学びたい生徒に100教えるとか、25分のレッスンで長文も英作文もリスニングも全部させるとか、そんなレッスンを最近までしていました。量をこなすにはついつい早口になり、生徒に十分考える時間を与えず、答えをすぐに教えたり・・・。

このことに気づけたのは、昨年、普段の体調不良よりさらに体調が悪くなり、レッスンをキャンセルしようか直前までとても迷った日です。

準備はほぼ出来ていたため、結局、やることにしました。生徒には体調が悪いため話すスピードが遅く、いつもより滑舌が悪いことを初めに伝えた上でレッスンをしました。

音読練習はいつもの1.5倍の時間を、英作文はいつもの2倍の時間をかけて、丁寧にレッスンをしたところ、生徒がいつもより楽しそうで、クイズも正答率が高かったです

その日、いつも焦って教えようとして、生徒には必要なことをちゃんと伝えられていなかったこと、考える時間を十分に与えていなかったことに気づくことができました。 

特に生徒にさせる課題やアクティビティなどの指示は「ゆっくり丁寧に」が基本です。


・「初回25分のレッスンで生徒の英語のレベルなんてわかるわけがない。レッスンの本番は2回目以降だ!」
→最初の頃は初回レッスンをレベルチェックテストやカウンセリングのような気持ちで実施していました。

そのため、旅行英会話を学びたい生徒に英検の問題を解かせてレベルチェックをしたり、どんな表現を学びたいのか日本語で聞いて25分間を終わらせたりしました。

当然のことながら2回目以降の予約はありませんでした。  

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まとめ

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今でこそ高校時代の友人が塾で英語講師をしていて、相談できる相手はいますが、当初英語の仕事に就いている人は周りに一人もおらず、まさにゼロからのスタートでした。 

いま振り返ってみても、あの気まずいレッスンの数々を思い出し、冷や汗が出てきます。

私と同じ失敗をしないためにどうしたらいいのか、英会話講師としての一歩を踏み出した皆さんに贈りたいと思います。この記事が少しでもお役に立てば、恥をさらした甲斐があります。

私自身、講師としてもっともっと成長していきたいので、他にもいいレッスンの方法があるよ!という方は、コメント欄、TwitterかInstagramでお知らせください!

Twitter: @Yasunosukey

Instagram: @yukey.english

▼ワールドトークプロフィールページ
https://www.worldtalk.jp/mypages/instructor_profile/6988


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