「マインドフルネス」と遺伝子

「マインドフルネス」と

　　　　　　遺伝子

NHK ・Eテレの「サインエンス・ゼロ」は、

私の好きな番組だ。

今でも心に残る

テーマの一つは「マインドフルネス」。

「マインドフルネス」とは、

最近、世界で流行っている

「宗教性を排除した新しい科学的な瞑想法」

のこと。

人は、一日のうちの大半は、

目の前にない物事のことを

「考えていて」、

それが、健康にかなり悪い影響を

もたらしている。

自分が、いかによけいなことを延々と

考えているか、

負のループに巻き込まれているか

・・気づくだけでも、

問題にとりこまれないための

「脱出」のきっかけとなる。

「瞑想」は、さまざまな雑念を

排除し、いったん頭の中を「空」に

リセットする、素晴らしい方法。

実際の実験で分かったことは、

たった１分「瞑想」をしただけで、

「体に炎症を引き起こす遺伝子の

働きが、抑制された」

ということ。

たった１分の瞑想でも、

これだけ良い効果が上がるの

だから、瞑想を日々の習慣に

したら、健康に大きな効果が

あることは、大いに期待できる。

良い遺伝子は、

自分が「空」になった時、

スイッチ　オン

される！

実生活の中で、たった５分でも

「何も考えない瞑想の時間」を

もつことが大切だが、

それも難しい場合は、

電車の中や、

歩いている間だけでも、

何も考えず、スマホも見ず、

五感を研ぎ澄ませて、

周囲の音や光や風などを

ただ感じてみる

だけでも「瞑想」したのと同じ効果が

ある。

ブルースリーの有名な　あの言葉の

ように。。。

「　考えるな！

　　感じろ！　」

こういう時間が、

　「本当の私」=「魂」を

呼び覚ましてくれる。

騒がしい頭の意識に常時つながって

いるのではなく、

本当の私である「魂」に

確かにつながっていることが、

真に豊かな実り多き人生を

生み出していく。

「自分の考え過ぎ」のクセに

気づいたら、

早めに、そのクセを手放していく方が、　

断然　「幸せな人生」が

待っているものだ。