【カリスマ・コンサルタントの稼ぐ超思考法】コンサルタントの頭の使い方が学べます。
今回の読書メモは『カリスマ・コンサルタントの稼ぐ超思考法』です。
本書を手にした理由のコンサルタントの思考法を学びたいと考えたからです。
著者はベストセラーを連発するカリスマ・コンサルタントです。
本書には著者のような「モノの見方」「頭の使い方」ができるようになるための20の思考法がまとめられています。
著者
カリスマ・コンサルタントの稼ぐ超思考法 ~仕事と人生に効く「問題解決力」が身につく20の方法~
- 作者: 岡本吏郎
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2007/11/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者は経営コンサルタントです。
戦略的財務から経営戦略、マーケティング、債務対策まで幅広く指導する経営コンサルタントとして活躍されています。
世の中で当たり前とされていることを、独自の視点から切り裂いてビジネスに繋げていく手法、ビジネス以外の膨大な知識から発想する戦略眼などには長年のファンが多くいます。
目次
【稼ぐ超思考法1】「歴史がわかれば、将来を予測できる」
【稼ぐ超思考法2】「世の中にお得はない」
【稼ぐ超思考法3】「プリコラージュ」
【稼ぐ超思考法4】「格好良いものは、格好悪くなる」
【稼ぐ超思考法5】「リスク」
【稼ぐ超思考法6】「お金の価値」
【稼ぐ超思考法7】「1・3・5の法則」
【稼ぐ超思考法8】「初期条件で決まり」
【稼ぐ超思考法9】「逆選択」
【稼ぐ超思考法10】「価値関数」
【稼ぐ超思考法11】「不確実性回避」
【稼ぐ超思考法12】「カオスの縁」
【稼ぐ超思考法13】「ポアンカレの法則」
【稼ぐ超思考法14】「究極の数式」
【稼ぐ超思考法15】「恐怖心」
【稼ぐ超思考法16】「攻めるのは逆さまから」
【稼ぐ超思考法17】「選ばない選択の価値は大きい」
【稼ぐ超思考法18】「エントロピー」
【稼ぐ超思考法19】「タナトス」
【稼ぐ超思考法20】「“近道選び”の性向に意識的になる」
ここからは、本書でフセンをつけた箇所をまとめておきます。
歴史というケーススタディー
◆38ページ~40ページ◆
私自身、起業して以降、困難に直面すると、若い頃に読んできた歴史や企業物語の一説が思い浮かびかなり助けられてきました。はっきりいって、経済学も経営学もノウハウもいらない。歴史さえ知っていれば十分ではないかと思うくらいです。ただし、重要なのは具体的な事象だけではありません。それ以上に構造が大事です。坂本竜馬や高杉晋作の人生を見るのではなく、彼らが全体の中でどういう位置づけにあり、どういう役割を担ったかを調べた方が役に立つことが多いと思います。
歴史から学ぶ
偉人の人生を見るのではなく、彼らが全体の中でどういう位置づけにあり、どういう役割を担ったかに着目するようにします。
踊り場で起こること
◆84ページ~86ページ◆
ジョセフ・キャンベルという神話の研究者は「千の顔をもつ英雄」という本で、英雄伝説の基本形には1幕(旅立ち)、2幕(試練)、3幕(帰還)というプロットの進行があるという仮説を立てました。このキャンベルの仮説に従うならば、売上1億円までが1幕(旅立ち)、3億円までが2幕前半、5億円までが2幕後半、そして、10億円で3幕(帰還)と同時に新たな旅立ち、その節目で事件が起こるのかもしれません。ただし、それは私の辻褄合わせ。この現象に関して権威ある裏付けがあるわけではありません。
英雄伝説の基本形を知る
英雄伝説の基本形には1幕(旅立ち)、2幕(試練)、3幕(帰還)があります。
自分の人生は「試練」だと思います。
ここを乗り越え、帰還を目指します。
悶々とすることの意味
◆126ページ~129ページ◆
いうまでもないことですが、仕事における苦痛は良いことです。確かに、苦痛に負けることもあるでしょう。眠れない夜もあるでしょう。しかし、まずは悶々とする自分をほめてあげましょう。私たちは成長に合わせて苦痛が増えます。私たちは、どこかで成長の結果として静寂とか安泰が待っていると思いがちですが、そんなことはありません。
成長に合わせて苦痛は増える
今まで苦痛がなくなることはありませんでした。
でも「成長に合わせて苦痛は増えるもの」と理解すれば心が楽になります。
これからは苦痛を歓迎しようと思います。
取り入れたい習慣
今後取り入れたい習慣は以下の3点です。
1) 歴史から学ぶこと。
2) 英雄伝説の基本形を知ること。
3) 成長に合わせて苦痛は増えること。
やっちゃえ!オッサン!おっさん は「まだまだ、やりますよ!」。
そしてあなたも「まだまだ、やれますよ!」。いっしょにがんばりましょう!!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。また遊びにきてください。
よろしくお願いいたします。