s_BU鈴谷

お久しぶりです。
画像は艦これの鈴谷さんです。
 

考え雑記

絵の練習方針を変える際に思ったのですが、目的意識って大切ですね。
自分に足りない能力や技術を得るためには何が必要かを考え、その能力を得るためにどのような練習をしなければならないか。

例えば過去の練習絵を見て、線に自信がないことに気付きます。ヨレヨレです。
線を自信をもって引けるようにする練習をしなければなりません。
どのような練習をすると線に自信を持てるようになるかを考えます。
そのためにはなぜ線を引くことに自信がないのか把握しなければ考えついた練習内容に根拠が生まれません。

自信がないとはつまり「迷い」があるということですね。
「迷い」はなぜ生まれるのか。
ペンの先ばかり見ているからではないかと仮定しました。
ペンの先とは人間でいう足元です。足元ばかり見ていてはその先がどうなっているかわからず、目的地までふらふらと歩くことになります。一寸先は闇状態ですね。
ペン先ではなく、線を引き終わる点に目を配ることでペンを動かす筋道に迷いはなくなるのではと思ったのです。

また「迷い」だけが原因ではなく、そもそもペンの持ち方が悪い、姿勢が悪い、手首や肘の使い方がおかしいなども考えられますね。

目の動かし方、姿勢や手首、肘の動かし方を変える必要があります。これが練習の目的になります。
そこで「トレース」を行うことにしました。
とても上手な線を引かれる絵師さんの線を追う練習です。
ただ線を追うのではなく、線の始点終点はどこかを意識しすることや線がどこからどこまで一本で引いているのかを捉え、肘支点で描かれた線なのか、手首支点で描かれた線なのかを試行錯誤しながら線をトレースします。そしてなにより自分の「目の動きの癖」を新しく作るように意識します。

「トレース」という行為に目的を持たせて練習していく。ただ闇雲に「トレースしていれば絵が上手くなる」ではなく何を変化、上達させたくて「トレース」しているのかを意識することで初めて練習の効果や成果を確認できるのではと思います。

もちろん「トレース」だけではなく、自分の現状に合わせて週間の練習内容をメニューして経過を観察していく。これでしばらくは絵の練習を積んでいきます。

簡潔にまとめたかったのですが、長文になってしまいました(汗)
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