18円時代だからこそ、自分で土地探しをいかがでしょうか


たまにいただく質問に「いわゆる分譲以外に太陽光やる方法あるんですか?」というものがあります。投資系なみなさまにとってはいわゆる分譲というのはお手軽なアプローチではあるわけですが、必ずしも気に入ったエリアの物件ばかりということでもなく、お値段もアレだったり、その他いろいろアレだったりすることもあったりなかったりするわけであります。

少々手間はかかっても、自分で土地を探して、手続きや施工は全体をそのままいわゆる施工業者さんにお願いをするという方法もあります。

当ブログ主は積極的に土地を探しているわけではないのではありますが、情勢のリサーチはちまちまととやっているわけでありまして、そのリサーチの副産物をこちらにちまちまとまとめておりますので、もしよかったらどうぞであります。

具体的なお値段を書くといろいろなスジからいろいろなご意見をいただくのでそれは自粛をしますが、土地・造成・連系費用(負担金)・設備一式(パネル100kW程度のダブル過積載級)消費税別で2,000万円をかなり下回る金額でも十分可能なことも。(個人の感想です。) これなら18円案件でも年間売上200万円(消費税別)は可能かもであります。(個人の感想です。) 低圧ちょうど1つ分にちょうどよい大きさの土地は結構食い尽くされてしまった感もありますが、ちょっと小さめ・大きめの土地を狙ったり、資金力や信用力のある方はどーんと高圧を狙ってみたりというのもありかもしれません。(個人の感想です。)

21円や24円のいわゆる分譲物件でパネル80kW程度で2,000万円の物件と比較すると、年間の売上は同程度でありながら、土地選び=場所選びはご自身の希望で主体的にできること、21年目後以降の収入で差がつく(パネル容量が大きいぶんだけ有利)ことがメリットとしてあげられます。(個人の感想です。)

デメリットもあるわけでありますが、そこはご自身でご判断の上、であります。そこらのブログ記事の中身も、業者さんの言うことも、鵜呑みはおすすめしません。もちろん当ブログも、でありますが。

いずれも消費税等抜きの「初年度想定売電収入から、想定される普段の運営・維持管理コストや、土地が賃借の場合には土地代を引いたもの」「購入の場合の土地代・造成費用・防草シートとかフェンスとか・連系費用(負担金)・設備一式など全部込み」割って、11%以上を当ブログ主的な目安にしております。(個人の感想です。)

昨今の買取価格低下で、分譲屋さんも昔ほどアレするわけにはいかなくなってはいるようではありまして、「自分でやった場合の労力を金銭に換算したもの」と「分譲屋さんによる上乗せ」との差が以前よりは小さくなっているようではあります。

とはいえ、いわゆる分譲案件の宣伝では、シミュレーションをモリモリマシマシなのは昔からよくある手口であったりするわけでありますが、表面利回りをさらによく見せるためなのか、エキセントリックな過積載のくせにシミュレーションはgdgdだったり、土地代(購入代金や賃料)を抜いて表面利回りと称するものを出してみたり、相当な金額のメンテナンスが強制オプション別払いだったり、あの手この手であったりすることもありますし、そうでないこともあります。

薦めたいとか、信頼できるとか、いろいろそういうことを主張しているサイトもあったり、そういうところから¥をもらって、そういうサイトに誘導するのにお忙しいブログもあるようでありますが、発電シミュレーションや表面利回りは業者さん等による自称のものでしかないことも多々あるわけであります。そういうサイトとか、誘導ブログの記事も参考にはなるかもではありますが、ご自身による適切なシミュレーションにより、実質・本質なところを慎重に判断することをおすすめします。

いろいろと個人的にご相談をいただくのですが、中には情報を小出しにしてご相談をいただくことがあります。情報を出したくないというお気持ちはわかりますが、情報が伏せられているとそのへんは想像するか一定の条件を仮定しないといけないわけでありまして、その割には結構正確な回答を要求されたりすると、それは無理難題でありまして、そのへんは何卒ご理解をいただきたいと思います。

取り留めのない記事でありますが、もしよかったらクリックしていってくださいな、であります。

にほんブログ村 環境ブログ 風力発電・太陽光発電へ 


■ お知らせ(1)
弊社の発電設備の発電量・過去の実績弊社発電設備の発電実績 から、ご覧いただけます。なお、「ねぎ」「えび 1号」では TIGO Energyにより DC側発電量のみを監視しておりますので、DC側発電量を実際の売電量(AC側)に換算される場合には0.9くらいをかけてください。

■■ お知らせ(2)
太陽光発電の設備の設計や購入に関するご相談をいただくことがときどきあります。技術的なご相談はお受けできることもありますが、特定の案件に関するご質問で検討・回答に時間がかかるようなものをタダでいくらでもというわけにはいかないことはご理解ください。ブログのネタにできるような一般的なご質問は結構お答えできるかもしれません。また、業者さん(メーカーさん・施工業者さん・販売業者さんなど)の信用状態に関するご相談はいただきましても回答することはできません。「民間企業の寿命は案外短い」「この業界はいわゆる太陽光バブルで新参者がたくさんいてそういう業界・業者さんはだいたい(中略)」ということを念頭において、ご自身のご判断で取引業者さんをご選定ください。信販審査通ってもアレ、公庫の融資審査通ってもまたアレ、こっそり見積もりの金額を上げられたり、こっちが発注しますといってから1割近くも値段を上げられたり、インターネットがつながらない状態で遠隔監視システムを中途半端にそこに物理的に付けただけで(以下略)などなど、業者さん選びの引きの弱さは自信があります。そんなわけで業者さんの信用状態のことは当ブログ主は聞かないほうがいいと思います。ねぎソーラーの頃は恵まれていたんだなあとひしひしであります。

■■■ お知らせ(3)
最近、分譲物件のご購入に関するご相談を多くいただいております。利回りだけを見て検討されていると思われるケースが少なくないようでありますが、メーカーさんや業者さんがまともな根拠もなくシミュレーションをしていると思われる例(「実績」と言いながら近くに比較対象になっているべき設備が存在しないもの・明らかに発電量を多く盛りすぎと思われるもの・いわゆる過積載のいわゆるピークカットをシミュレーションでまともにやっていないのに実績自慢をするような例)や、土地代が含まれていないのに土地付きとかなんじゃそりゃというものもあったりしますし、土地賃料を抜いて利回りを計算したり、利回りを2倍近くに盛っている例もありました。シミュレーションやそれをもとにした想定利回りは「シミュレーションなので保障しません」でなんとでも言い逃れができるものではあります。イケイケなのか下請けに丸投げなのか担当者が勝手にやり放題なのか、結構いい加減な会社さんもこの業界には少なくないようであります。また、支払い条件(特に多額の前払いの要求・多額でなくても要注意ですが)にも十分ご注意ください。どうかみなさまにおかれましては、取引先選び・物件選びは自己責任という大前提のもと、利回りのみならず将来の収支をよくご検討の上、価格の適正さをご自身の責任において見極めてご判断をされますようお願い申し上げます。

■■■■ お知らせ(4)
次回の情報交換会(JK30: 第30回情報交換会)は2018年3月開催予定です。この記事にありますとおり、最終回の情報交換会(JK)ですので、初めての方も、懐かしい方もお気軽にご参加ください。本当に次のJK (JK31) はありません。会場は新宿駅近辺の例の場所です。日程に関するご意見・ご要望を受付中です。


コメント

タイトルとURLをコピーしました