遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

終戦日

2017-08-17 15:19:02 | 日記
平成29年8月17日(木)

全国戦没者追悼式


五山の送り火

昨夜(16日)は京都の「五山送り火」が行われ、
「大文字」に始まり「妙法」「船形」「左大文字」
「鳥居形」と次々点火されて行きました。

送り火や五山の闇のふかぶかと

昨年は雨天の中で心配して居りましたが、、、、
好天に恵まれ、京都市街を囲む山々の周辺が大層
賑わったと報道されていました。
この行事が済むと盆も終り、、季節は秋へ移ろふ、
とは申せ、マダマダ残暑厳しき中、時折救急車の音、
熱中症も暫くは注意が必要です、、、。

昨日(16日)は父母たちの盆休みの名残りか、
我が家の前の道路は午前中から大渋滞をきたし、
水族館へ向かう車がノロノロと、、車中の子供達は
皆ウンザリ顔です。午後3時頃迄続いて居ました。



一昨日(8月15日)「終戦記念日」、全国各地で
一斉に記念行事が行われ、東京の日本武道館では、
「全国戦没者追悼式」が行われました。



都道府県から遺族代表等6,200余名が参列、



ご遺族も高齢化が進み、戦没者の妻は僅か6名。
(最高齢者は101歳)


安倍総理の式辞が在り「戦争の惨禍を2度と繰返しては
ならない、、。」と言及。



歴代総理の「アジア諸国の国々へは多大な損害と苦痛を
与えた、、」と加害と反省の意は示されません。

この後、天皇、皇后両陛下が祭壇の前に立たれ、参列者
全員で1分間の黙祷がありました。

黙祷される天皇、皇后両陛下

天皇陛下のお言葉が在り「ここに過去を顧み、深い反省と
共に、今後戦争惨禍が再び繰返されない事を切に願い、
戦場に倒れた人々に対し心から追悼の意を表し、世界の
平和と我が国の一層の発展を祈ります。」





各地からは、那覇市で毎年この時期に「戦没者名簿」の虫
干しをするニュースが在り、、、。




鹿児島県の知覧町では、平和への思いを訴えるスピーチ・
コンテストが行われ、女子高校生が「戦争で犠牲になった
のは、その時代に生きたすべての方々です、、、。」


全く同感で、私(ヤギ爺)の家は名古屋空襲で全焼し、疎開
先の桑名でも焼け出されて、丸裸となり、一家が路頭に迷う、
悲惨なめに在って居ります。




特攻隊の像(知覧町)

女子中学生が「知覧の特攻隊の像を毎年磨いています。
戦争は決して忘れてはならない。小さな事でも平和への一歩
を踏み出すことは出来ると思う、、、。」

原爆の日や、終戦の日を知らない若者達が多い中、、、
それでも、コツコツと伝えようとする姿勢に心打たれます。

今日の1句

終戦日満員御礼水族館        ヤギ爺


平和ですね、でも本当に平和っていいですねーー。


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