自慢になりませんが、私が語学が苦手です。
英語が苦手。ドイツ語は単位を落としたこともあります。
で、ここにきてイタリア語。
・・・ふふふ。
言葉の壁は厳しい。だって、感情の入り方とか歌っている時の自分の納得感が全く違いますよね。
赤とんぼを歌ってるときの気持ちと、O mio babbino caroを歌ってる気持ちだと、断然赤とんぼの方が「何を歌っているか」が明確です。(当たり前だ)
Dove sono を歌うにあたっては、やはりその完成度をあげるためには言葉の壁を乗り越えなければならない。
ということで、ひたすら対訳を眺めて、フィガロの結婚を見て、伯爵夫人の気持ちを考え・・・
先生の指導を極端に真に受けると、モーツァルトを歌うときは自分はイタコにならないといけないようなので。
「何かに乗り移られているような気持ちで歌え」っていうんですよ。恐ろしいですよね。それは声楽ではなく、オカルト(笑)
ひたすら、伯爵夫人が降りてくるように願っています。最近ずっと考えています。伯爵夫人の気持ち。
で、いろいろ調べていたところこんな裏話が。
『初演時に伯爵夫人を演じた歌手が嫌いだったのでモーツェルトがわざと難しい曲にしたという話も。』
ちょ。
モーーーーーーーーーーツァルトッ!!!!
↑アマデウスで観たモーツァルトならやりそう。こういうこと。
それでも、こんなに素敵な曲を作れるとはね。
ほんと、モーツァルトってすごいなぁと日々思っています。
あーーーー日本語の歌、歌いたい(笑)