第二次世界大戦に撮られたと思われるこの1枚。
クリーム状のデオドラント、まだ中身は健在で授業参観日を思い出すような香りがします。
10㎝ × 13㎝
アールデコでシンプルな額が気に入ったのが購入した理由で、写真はおまけ程度に考えていた。
だからスワップミートの会場内、ベンチで彼と休んでいた時、どんな額か見ようと写真を抜き出してみて驚いた。
茶色に変色し、折り畳まれた古臭い新聞の切り抜きがポトリと私の膝の上に落ちてきたのだ。
すぐ破れてしまいそうなこの切り抜き。
1952年12月15日、イリノイ州ホワイト群。
内容は決して良いものではなかった。
「第二次世界大戦で活躍した爆撃手、アーネスト・モリルが湖から死体で発見された」
彼は金銭トラブルを抱えていたらしく、なぜこの様に亡くなってしまったのかははっきりとは書かれていなかった。
3人が写る写真の裏に何か書かれてる。
字はかすれ、何とも私には理解し難い。
そこでスワップミートのスタメン仲間、スティーブとキャシーにヘルプを求めた。
そこで分かった事。
•モリル夫人に送られたもの。(奥さんか母親かは不明)
•3人の名前の羅列。(真ん中がマダムとなってる為上の名前が左に写るモリル本人)
•194○年11月23日のフランスで撮影
手伝ってくれたキャシー、「これは面白いもの見つけたわね! グッド ファインド‼︎」と興奮気味。
青春を戦争に捧げたであろう1人の青年の悲しい結末。
それを紐解くアメリカ人のスティーブとキャシー。
そして元特攻隊員である祖父をもつ私。
なんて平和になったもんだろう。
スワップミートの会場である駐車場から少し離れた所に佇む一本の桜の木。
こんなピンク色でしかも日本で見るような、葉が無く花だけで咲く桜がこんな所にあったなんて。
10年以上通って初めての発見。
春がいつの間にか訪れています。
さてさてそれでは先週のスワップミート見ていきましょ。
ドイリー(2枚) 約20㎝
オーバル(2枚) 約30㎝ × 約20㎝
久々のレース、全部で4枚。
自分であみあみするのも好きだけど、こうやって誰かの手作りで時代の経過で少し黄ばんだ感じがまた素敵。
何枚有っても有り過ぎないレースたち。
ちょっとしたアクセントにラブリーに大活躍してくれる心強いアイテム。
1950年代から1960年代のものたちと一緒に出てきたから、こちらもその頃のもの、で良いのかな。
いやいや、分かんないね、もっと新しい物かも。
みんな私の商品へ。
カンフル 軟膏
直径 約4㎝ × 高さ 約1.5㎝
1960年代
こちらはそんなレースと一緒に出てきたブリキ缶の薬ケース。
この頃、こう言った小さな缶が気になっちゃう。
こんな小さなキャンパスにしっかりデザインされてるのが何とも魅力的。
小さくて、デザインや形が豊富、コレクションするにはもってこいかも。
このコも私の商品へ。
クリームデオドラント
直径 約3㎝ × 高さ 約1㎝
1930年代
そしてこちらも小さな小さなブリキ缶。
このコはまた違うお店で発見。
驚いた事になんと1930年代頃の物なんだって。
サンプルと書いてあるから、当時デパートとかで婦人たちに配られたりしてたのかな。
このコももちろん私の商品に仲間入り。
直径 15㎝
続いてこちらは小さなホウロウのランプシェード。
インダストリアル感が半端ない。
長くコードで天井から吊るしても良いし、デスクランプにもウォールランプにも改造出来そう。
と思って手に入れたものの、じつはこれ、旦那さん曰く大きなシーリングランプの根元の所みたい。
この下に更に傘がつくんだって。
という事になるとこの形、ミッドセンチュリーよね。
なのでこのコはミッドセンチュリーやスペースエイジの物を扱う彼の商品へ。
ハンドル部分にポチッと見える盾にFのマーク。
フェデラルガラスのリーマーです。
ディプレッショングラスで出来たこちら。
朝日にぼんやり発光するグリーンの感じ。
どうやらウランガラスだね。
残念ながら小さな欠けが1箇所底に有って購入断念。
このコは写真だけ。
直径5㎝ × 高さ6.5㎝
1950年代-1960年代?
最後はこちら、ニューオリンズのお土産アイテム、ダブルショットグラス5つ。
ニューオリンズの観光名所と思われる建物などがプリントされています。
でもね、お土産品としては少し変な事が書かれてるの。
RX=処方、と題され、
「痛みが無くなるまで15分おきに飲んでください」
だって。
もしかしたら、胃薬かなんかが入って売られていたのかも。
そんなちょっと不思議なダブルショットグラス。
プリントのハゲも無くとっても良いコンディション。
みんなまとめて私の商品へ。
さてさて、今週ももう終わり。
お次はどんな出会いが待ち構えいるんだろう。
それでは皆さま素敵な週末を。