先日、解剖学者で有名な養老孟司さんのコラムが新聞に掲載されていました。
「父 男は役に立たない？」というちょっとドッキリしてしまうタイトルでしたが、文末がハッピーエンドな感じでよかったです（;´▽｀A``
（夫婦ゲンカの時は、タイトルにめちゃくちゃ「そのとおりだ！」と思うんだろうな）
このコラムで、高校の時の生物の先生のことを思い出しました。
その日の授業のテーマは「生物の進化」だったのですが、
先生、お子さんのエコー写真～幼稚園までの写真を
進化の過程の資料としてこれでもかってくらいどっさり使用。
「可愛いでしょ？ねっ、可愛いでしょ？
うちの子、すっごく可愛いでしょ？
奥さんもねえ、可愛いんですよー(*´▽｀*)」
と、堂々とノロケるほどの愛妻家兼子煩悩な先生でした。
それから数か月後。
その日の授業内容は、単為生殖についてでした。
何だっけ、ジャガイモとかオランダイチゴとかだっけかな？よく覚えてないや。
でも、先生がこう仰ったことだけは今でもはっきりと覚えております。
…先生、前日にド派手な夫婦ゲンカでもしちゃったんだろうか。
それとも、いつも仕事で帰りが遅いからお子さんに
「パパ、いらっしゃいませ」(※１）
「パパ、つぎはいつくるの？」（※２）
「パパ、またきちゃったの？」（※３）
とかって言われちゃったんだろうか…。
もし後者だとしたら、先生のお子さん、ごめんなさい。
パパはね、私たち生徒のために毎日遅くまで一生懸命お仕事して下さってたんです。
パパを早くおうちにお返しできなくて、ホントすみませんでした…。
役に立たなくなんかないです！
オマケなんかじゃ決してないですからっ！！
※１、※２、※３ ………すべて身近であった実話です。
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