先月、ある絵本セラピストさんの集まりで
「どの絵本が一番好き?」
という話題が出ました。
これは難しい質問です。
その時々によって、変わったりもしますしね。
こんにちは。
絵本の力を綴ります。ひだまり絵本館の花梨です。
絵本で子育て「絵本講座」
大人のための「絵本セラピー®」承ります。
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私も
時と場合によって違う絵本を言うことも
あるのですが、
この日も
「子うさぎましろのお話・・・かな。」と
言っていました。
それでかなりの確率で
この絵本をあげているのに気づきました。
これね、
子うさぎましろのお話/佐々木たづ/三好碩也【1000円以上送料無料】
1,080円
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これ、
クリスマス絵本なのですが、
クリスマス絵本だから「好き」というわけではないんですよ
ちょっと変かもしれませんが、
涙ぐんでしまうくらい好きなんです。
いや、
多分 変かな?
「あたたかいお話だけど、泣きはしないでしょう!」って
思われる かな(笑)
けれど、
改めて読んでみて、やっぱり
ぐっときてしまったので、
前にもブログにも書きましたが
もう一度、書かせて下さいね。
お話は
サンタさんから
一番最初にプレゼントをもらったのに、
もう一つ、もらいたくなってしまって、
うそをついてしまう主人公のましろ。
うそとわかっていても、
「そうか、そうか。」 と、
どこまでも
どこまでも優しいサンタさん。
ところがましろに困ったことが・・・
お説教もなく、
叱られるのではなくて、
自分で気付いて、反省して、
健やかな成長をしていくところが
私はとっても愛おしいのです。
そして一方で、
すぐに叱るのではなく、
子ども(ましろ)が気付くまで 「待つ」ということの大切さ、
包み込むような愛情にも、
私はいつも はっ とさせられます。
クリスマス絵本といっても、
決して派手な絵ではないんですよ。
パステルで描かれた、 素朴でやわらかな線。
おさえた優しい色づかいです。
この絵本、うちには3冊あるのですが、
やっぱり思い入れの強いのは
我が家の中では一番古い昭和54年第20刷のもの。
(初版は昭和45年です!)
表紙もシミだらけで、
背表紙もボロボロになっていますが
たいせつな絵本です。
そして もう一冊。
クリスマス絵本として好きな絵本。
ふたつのいちご (クリスマスの三つのおくりもの) [ 林明子 ]
594円
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林明子さんの絵本です。
手のひらサイズの小さな絵本なんですよ。
私は3冊セットになったものを
もっています。
三人兄妹のそれぞれの、
どのお話もかわいくて楽しいのですが、
「ふたつのいちご」
私は
こういうお話が好きなんだなあと思います。
主人公のかすみちゃんと同じく
長女であることとか、関係あるのかなあ・・・。
(かすみちゃんに迷いはなかったのかな。)
また
偶然なんでしょうけど、
好きな絵本には
「うさぎ」が出てくるという
確率も高いのですよ
もう17年も前のクリスマスの
次の日の夜に、
娘の枕元に置いてあった手紙を
とってあります。
「となかいさんわ
さんたさんに やさしくしましたか。
となかいさん げんき
〇〇わ げんきですよ。」
「さんたさん、
にんぎょうの はむすた ありがとう
ゆうたくんにも かびのかせう
(カービーのカセット)
ありがと。
〇〇わ たのしかた。」
従兄(私の甥っ子)の分も
お礼を書いていました^^
トナカイさんと
サンタさんへあてた手紙だったようです。
懐かしいです。
クリスマス絵本・・・
くれぐれも 子どもたちの夢をこわすような絵本は、
なるべく遠ざけて欲しいな。
今日もお読みくださって
ありがとうございました
【ひだまり絵本館】
花梨の
『絵本講座』
『絵本セラピー®』
『お話会』など
絵本講師
絵本セラピスト®
「プレゼントに絵本」推進委員会
会員
『絵本』
あかちゃんのくにから
作: 花梨
絵: 宮本さちこ