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詩596 沖縄タイムス社説 社説[サンゴ採捕許可]膨らむ疑問 説明尽くせ

2018年02月19日 09時08分58秒 | マスコミジャーナリズム

社説[サンゴ採捕許可]膨らむ疑問 説明尽くせ

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/211349

 結果として翁長知事は、右手で「新基地を造らせない」とこぶしを振り上げ、意思に反して左手で埋め立て工事の進行を後押しするような判断を下したことになる

石材の海上搬入のため防衛局が国頭村奥港の使用を県に申請したときも、県は、手続きに瑕疵(かし)がない限り「法的に認めざるを得ない」として使用を認めた

 県は工事着手前にサンゴを移植するよう求めてきた。だが、防衛局は昨年11月、サンゴの採捕許可申請中に、「K1」「N5」と呼ばれる2カ所の護岸工事を始めた。

沖縄は各論賛成、総論反対、ということをやっているということだろう。県は、辺野古で過剰警備する県警に対してもこれを牽制する様子を見せない。いかに辺野古工事が膨大な時間と多大の資材、人的資源、を必要とし、今後そのなり行きが極めて多方面の困難を予定しているとは言え、現に現場ではある意味むしろ着々と工事が進捗していることは間違いないことだし、工事を阻止しようと連日骨身を惜しまず座り込み抗議監視活動している市民県民の厳しい労苦があることも動かせない現実だ。総論の有効な武器化は、各論を如何に有効に使うかにかかってもいる。つまり、各論賛成は公算のあるものでなければならない。仕方なく、や、苦渋の決断、では必ず権力側の思う壺に嵌るわけで、今から危惧されるのは結局なし崩しにチルダイする県政という結果である。同じことの繰り返しだ。

 


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