それは、現代日本もまったく変わっていません4 | 本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

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日本の若者に、我々の先祖は、今を築いた立派な人達であることを理解してもらい、未来を切り開く自信を持ってもらうためのブログです。

閉塞した現代日本社会を打開するためにも、日本人としての自信を取り戻す必要があると考えており、そのための分析も試みています。

「それは、現代日本もまったく変わっていません3」

の続きです。

結果は、全くキャッチアップ出来なかった。
 

 

あきらめの空気が流れる中、僕の所属していた部署は

何と僕の異動前の部署と合体することになった。


まあ、今後はCAD開発をあきらめ、

外販プログラムの導入にむけて、

協力しなさいとのことだろう。


そこでは、移動前に仕上げておいた

僕が作り上げたCADシステムが、見事にぶち壊されていた。


折角、後はメンテナンスさえ継続しておけば、

大きな変更は必要ない状態にしてから、移動したのに。


製品設計者も、それを誰も使っていないと言う状況だった。

「もう一度、使える様にしろ!」

との上司指示だから、やったけど、

そのころにはすっかり力が抜けていた。


新しい物を作れないエンジニア、

出来たものをメンテ出来ないエンジニアが大勢いる中、

出来たもの壊すエンジニアがいるのである。


所詮僕1人が頑張っても、大勢に影響はないなと思った。


その辺りから後の経緯をまとめた記事がこれだ。

参考「これで潰れない方が不思議」



そのころ、僕は、すっかり無力感と脱力感におおわれ、やる気力が持てなかった。


そうこうするうち、僕が新卒で、入社した時上司だった人が、

ベンチャー企業を起こすため、退職していった。


この話に出した僕が新人の時の上司だ。

参考「リーダーシップについて思うこと 〜 優秀な人達のはずなのに」



さらに、当時一緒に働いていた女の子達が、

 

彼の送別会をするからと、誘ってくれた。
 

 

それに参加すれば、

 

ベンチャーに誘われることになるだろう予感を持って参加した。
 

 

案の定、彼に誘われた。

「一度話を聞きに来い。」

 

と言うから、後日聞きにいった。
 

 

彼は、僕に自分の夢と、ザックリとした計画の話をした。
 

 

「成功の見込みは、どのくらいあるのか?」

 

と聞いたところ、

「有望だと思っているが、分からない。」

 

みたいなことを言った。

僕は一旦持ち帰って家族を説得した上で、転職を決意した。


だって、そうだろう?

部下になるってことは、

「分かったよ。お前の夢の実現の為に、協力するよ。」

そう言うことではないだろうか?


天下布武、

これ聞いて、

豊臣秀吉も、徳川家康も、明智光秀も、

彼の部下になったのではないだろうか?


そういう話であれば、僕は上司に、僕の計画を示す。

「お前の計画を実現するための、

俺への期待を具体化すると、こう言うことだろ?

これを実現するためには、金がかかる。それを出してくれ。」

と言うわけだ。



それを上司の方が、

「お前達の夢を元に、計画を立てよ!

俺はそれを掠め取って引っ付けて俺の計画にする。」

なんて言うのは何だろうか?



参考「計画の計画をする人々」




もう良い!

お前はそこ(雛壇)で、遊んでいろ!

俺は、俺と俺の部下とで、俺の夢の実現に邁進するから!



そう思うのが、当然の感覚ではないだろうか?

それが、計画をしない部下の正体である。

参考「計画をしない人々」




あるいは、こうも言えるかもしれない。


僕は、新人の頃の上司だった彼の指示を、

律儀に20年間にわたって、具体化し続けていた。


だって、それ以後の上司は、「計画を立てろ」という指示。

それは僕にとっては、「計画を書け」という、

無意味で無駄で、面倒臭い指示でしかない。


「それは、もう頭の中にある。それに従った開発作業に着手させろ。」

である。



そして、2度目に上司の指示をもらうことになる。

それは、この話から少しさかのぼる時だった。


その指示をしたのは、

参考「それは、現代日本もまったく変わっていません2」



で、僕が引き継ぐことになるCADプログラムを開発した人である。


つまり、

その会社にある唯一のオリジナルCADプログラムの開発者である。



その指示とは、

「今後、一切のCAD開発はやらない。

今まで培ったノウハウをCADベンダーに伝え、開発してもらう。」

である。


1人が、「一緒に開発しよう。」、

もう1人が、「もう開発はやめよう。」


当時、腕に自信のあるエンジニアである僕が、上司に選ぶのは、どちらであろうか?


こうして、僕はその会社を辞めた。




こんな顛末を思い出した。

この本

永遠の0
百田 尚樹 著
講談社文庫

に書かれていることは、これと全く同じである。

何がか?


トップのアホなマネージメントのおかげで、またもや、優秀な人材が失われた。


という事がである。


長くなりすぎるので、続きはまた、後日。

 



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