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2017年06月12日

小林麻央ちゃんの姿が、あの日の母と重なる

在宅医療に切り替えた小林麻央ちゃん。
姿を見るだけで、涙が零れる・・・と姉が言った。

酸素チューブ、やせ細った身体、髪の毛の状態、眉毛の・・・
一つ一つがあの日の母と重なる・・・。

だから、余計に涙が出てくる。

姉がそう言いながら、電話口の向こうで泣いていた。
一度泣き出してしまうと、止まらない。
姉はきっと、我慢している。
泣きたい時に泣けないのだと思う。

母の事を考えるだけでなく、母の事を語ることで
あの日の記憶を脳裏に呼び戻す。

辛いことは、時に口に出すことですっきりすることもある。
姉は知らず知らずのうちに、それを実行している。
そして、その相手は実の弟である自分なのだろう。

しっかりと受け止めてあげることはできないだろうが、
共に語り、涙することはできる。

小林麻央ちゃんは乳がんだが、今現在は肺にも転移しているとの事。
ある程度の症状での在宅医療となると、酸素チューブは欠かせない。
自宅内で酸素チューブを使用していた母にとって
とてもとても煩わしいものだっただろう。

母の場合、高濃度酸素吸入装置という機械と
携帯用酸素ボンベがそれぞれ処方された。
携帯用酸素ボンベは外出時だけで、あとは基本吸入装置を使用した。

自宅内を自由に移動できるように、
確か10メートルくらいの長さを用意してくれた。
一日過ごせばまあまあの感じで絡み合っていた。
携帯用酸素ボンベは事実上、通院時のみ使用していた。

あの頃の想い出となると、楽しい想い出は浮かばない。

今の小林麻央ちゃんの姿が、あの日の母と重なる・・・
と言うよりは、あの日の母を想い出させてくれる・・・
と言った方が適切かもしれない。

先日姉とそんな話をしてからは、
余計に麻央ちゃんが気になるようになってしまった。
純粋に応援し続けたい気持ちと
辛さが伝わることが怖い・・・そんな気持ちとが交錯する。

ああ、きっと姉もこんな感情になったのかな・・・

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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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