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2018年02月01日

父緊急入院の本当の理由

とうとう父が入院した。
緊急搬送だった。


携帯に連絡が入ったのは午前10時過ぎ。
着信が入ったと同時に、緊急性のある連絡だと感じた。
そういう予感に限って当たるものだ。
40度近い高熱で、ぐったりしているとのこと。
誤嚥性肺炎・・・若しくはインフルエンザという可能性が高い。

ものの数分で搬送先が決まり、私も病院へ直行。
丁度、処置室へ搬入される父を見ることが出来た。
聞いていた通り、父はぐったりとしていた。

CTを撮り、レントゲンも撮った。
緊急搬入・・・検査・・・母の時を思い出した。
決して良い思い出ではないのに
不覚にも、どことなく懐かしさを感じてしまった。

検査結果は、誤嚥性肺炎だった。
誤嚥性肺炎の典型的な症状だそうだ。
症状としては重たいものではない、とのことだった。

しかしながら、入院は避けられない。
検査入院から丁度2週間経った日に
緊急入院となった。

いずれも誤嚥性肺炎が絡んでいる。

誤嚥・・・飲食物が誤って肺に入ることで、口腔内の細菌が
肺に入り炎症を起こしてしまう。


父はここ数日食事を摂っていない。
点滴のみだった・・・なのになぜ・・・

誤嚥性肺炎は、口腔内の細菌が原因となることが多いらしい。
そう言えば、昨日私は父に水分を与えた・・・こっそりと・・・。
そうだ、きっとあの時の・・・

父があまりにも水分を欲していたことで
同情のあまり、乾いた唇に潤いを与えるふりをして
水分を含んだティッシュから、少量の水滴を口内に垂らした。
父が喜んだこともあり、それを数回繰り返した。

きっとあれだ・・・やはり水分は少したりとも与えてはいけなかったのだ。
唾液を飲み込むのと何ら変わりはない・・・と考えたのは、
典型的な素人判断であった。

起こるべくして起きた父の入院。
それは、自分に原因があったのだ。

ぐったりとした父を見つめながら、
申し訳ない・・・と。

何が・・・何が父の為なのか・・・
父の為・・・とは、父が喜べばいいのか・・・
それとも、ただ単に父の命が続くことが良いことなのか・・・
冷静な判断が出来ていないのだろうか。
・・・わからない。
わからなくなった。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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