・恋するステージの不安
と
・愛するステージの不安
は別物だから。
どちらがいいとかはないのだけど、
別物だから。
ここの違いを知ることで、自分が本当に不安に感じていることは
何か?がわかるわけです。
■恋するステージの不安は媚薬、愛するステージの不安は良薬
繁殖のためには盲目な恋が必要・・・。
そう書いてしまうとあまりにも味気ないかもしれませんが、
生物学上、そういうわけです(笑)
繁殖するためには、異性に虜になって、
その異性を他の人よりも数百倍、魅力的に見えなければいけません。
ですが、「繁殖後の育み」に
恋は必要ありません。むしろ逆です。
だから、恋愛結婚をした後、普通にしていれば
相手に対する感覚が変わってしまい、
人はそれを「冷める」というのです。
本当は、生命のために、人は恋をし、愛する段階で冷める必要がある。
それなのに、社会的に「恋愛主義」みたいなところがあるから、
恋するステージから愛するステージに入った時の落差、
つまり、ある種当たり前の「冷め」みたいなものに
悪い印象を抱いてしまう。
あー、もったいないな、と思ってしまいます。
恋するステージで抱く不安はただの媚薬(びやく)なので、
刺激的効果バツグン!すぐ効く!瞬間的に終わる!
だから、
恋するステージの不安って、密かな満足度でもあり、
不安があればあるほど、「恋してるぅー!!!」みたいな感じ、
ありますよね。
でも、愛するステージの不安は良薬で
口ににがしですが、継続することで確実な効き目が出てくる。
…この違いが意味すること、それは
『恋愛にも結婚にも不安が必ず必要』
ってことなんです。
■不安がない=愛し愛されている証拠、という残念な流行り
まぁ、結局こういうことだとおもっています。
恋愛の不安の最中にいる人は、
それさえなくなれば、自分はもっと安心できる、とおもっています。
それさえなくなれば、自分はもっと
幸せで、愛されている実感があって、良い恋愛をしている、
という自己満足が得られる、、、、と。
でも。
恋する不安は媚薬。愛する不安は良薬。
このふたつの言葉で言いたいことが伝わればいいな、
と思います。
あ、でも「恋するステージの不満」や「愛するステージの不満」は
また違います(笑)
■結論
さぁ、恋愛の不安についてまとめるとどうなるのでしょうか。
「不安を愛でれば愛でるほど、よくなる」
それが恋愛のすべての不安に対して言えることです。
恋する不安、愛する不安、愛でれば愛でるほど
それぞれの効き目が出てくる。
不安な自分をたっぷり愛でてあげること。
忘れずにいたいのは、
恋するステージの不安は媚薬。
愛するステージの不安は良薬。
このふたつの世界観だ、ということなのです。
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