人は言葉がなくても、
心を通わすことができます。
もちろん、
言葉はかなり優れています。
ですが、
時には言葉が邪魔になることもあります。
それは、
相手が動物でも同じです。
これは僕の話です。
とある日、
瀕死でボロボロの猫がいました。
友達が保護してきた子猫がひいばあちゃん家で野生化して、
立派に成長したけれど、人が来たら逃げる猫です。
全然、懐いてなく、野生と同じです。
その猫が、ひいばあちゃん家の庭でボロボロに。
怪我だらけでやせ細っていて、
ほぼ動けません。
けれど、
近付くと必死でカラダを起こし、
逃げようとします。
ただ、
放っておいたら間違いなく息絶える。
それだけは分かります。
僕は、
猫がギリギリ逃げない距離に腰を下ろしました。
そして、
物凄い時間をかけて、
少しずつ・・・・・・少しずつ・・・・・・、
どれだけの時間が過ぎたら分からないほどにゆっくりと。
その猫が警戒を解く度に、
知らん顔をして近付きました。
一度の動作は最低限。
1cm進んだかどうか。
それを繰り返しました。
そして、
やっと触れる距離まで近付いて、
そっと・・・・・・餌をあげたか撫でたか忘れましたが( ̄▽ ̄)
まぁ、
その猫に信頼されました^^
その後は、
エサをあげて、
様子を見て、
鷹やハヤブサが来ないように見張って。
なんとか自分で動けるまでに回復したようで、
猫は去っていきました。
その後、
その猫はひいばあちゃん家に住み着きました(笑)
僕が来るとどこからともなく出てくるようになり、
次第に僕の家族にも慣れて♪♪
なんと、
子猫も産んで、
家族を見せてもくれました☆彡
こんな感じで、
言葉はなくても、
同じ景色を見て、
同じ空気を吸って、
同じ時間を過ごすだけでも、
心を通わせるくらいのことはできるんです^^
時に言葉は棘になります。
本人の意思とは関係なく、
相手を刺してしまうこともあります。
難しいですからね^^;
でも、
それでも、
大切な相手ならなおさら、
顔を合わせることが大切なんです。
そんな時はただ、
同じ時間を過ごしてみましょう。
焦らないで良いんです。
ただ、
同じ空気に包まれて、
ゆっくりとすれば良いんです。
きっと心は伝わります。
逃げないで、ゆっくりでも前に進めますからね^^