毎日体重計に乗るのは、自分の体重管理に必要だと思っていた。いや、思い込んでいた。
先日の帰省の時にスリムな女友達に「どれぐらいの頻度で体重計に乗るか?」聞いてみた。
すると、その答えは
体重計?年に一回とか、
え?いつ乗ったかな?
と覚えていないくらい。
そうなーーーーん?
え?はかるだけダイエットとかってあるでしょ?
朝晩のって、体重を管理するって
ちなみに私は狂ったように体重計に乗っている。
こっそりと友達の家でも乗ってしまうくらいだ。
家ではどれぐらい体重計に乗るかというと
まずは、
朝寝起きに乗る。
その後、トイレに行った後、乗る。
それから、運動前に乗ってみる。
ウォーキングした後、運動後どれくらい減ったか乗ってみる。
万事がこんな感じで日中最低10回以上は乗る。
必ず乗るのは、トイレ後の朝と入浴前の夜である。
とにかく、体重計に狂ったように乗りまくるのだ。旅行に行ってもすきあらば、銭湯の体重計でも。過激に増えてないことを確認して、安心したいのだ。
けれど、体重計に乗ったから痩せる訳でもなく
とってもその体重計の数値がストレスになっていたので
身近な友達に聞いてみたら
そんな、乗ってないのにみんな結構スリム
不安じゃないの?
と、思ってしまった。
心配症の発令である。
そう、わたしはうつ病になる前よりもなった後は10キロも増えた。
今、何とかプラス5,6キロだが
タバコも禁煙できたが、とにかくあまーい物が大好き。
チョコレートに、クッキー、脂質に糖質が大好き。
しかし、ダイエットの基本は分かっている。
どんなにこの糖質や脂質が体の不調を生んでいるか。
しかし、やめられないのである。
我慢すればするだけ、イライラして体が欲する。
我慢をいいきかせるために乗った体重計が少しでも許せば
ごほうび、ごほうびと甘いものをちょこっと食べてしまう。
この繰り返しである。この負の連鎖を断ち切るために
決断しよう
とりあえず、体重計には毎日乗らないようにしよう。
もちろん、これは私のように
自分で不安を作らない
自分なりの健康法である。
健康管理としても正しい方法だとも思う。
ただ、うつ病で心配性の私には合っていないだけの話である。
私にとって頻繁に体重計に乗るのは
太ってもいい脳を作り出していたんだと思う。
それに、太ったらどうしようという不安が、
太ってはいけないという風に
自分=太っている ということを強化させていたような気がする。
走ってはいけない=走る
太ってはいけない=太る のように、禁止はそのことを強化させるような気がする。
ウォーキングは、うつの抑制になると聞いて始め
たんだけど
いつの間にか本末転倒
毎日歩かないと太るという不安も作り出していたのかもしれない。
思い切って体重計から離れてみたけど
何の対策もしていない。
普段通りの生活の今までの私を
何をどうやって心配しないでいいのやら・・・?
ダイエットをしているけど、体重が本当に増えてないのか
不安で仕方ない。
極力、摂食してても、またストレスで食べたくなってしまう。
何のためのダイエットなのか・・・
無理無理無理・・・・・・
すると、やっぱり気になって
今日はすでに3回は乗った。全然守れていない・・・
いっそのこと、体重計を見えないところに隠してしまおうかと思ったが
体重計に乗らない=体重が増える不安がなくなる
ことではないので、不安は残ったまんま。
一体、どうすれば・・・・
そこで
太る脳、痩せる脳 鳥居邦夫 著
の、本を図書館で読んでみた。
うーーーん、ここにも体重計に乗ることは
「体重計に現れる数字に一喜一憂するだけでは、実は長期的にみて太る、痩せるのコントロールにはつながりません。それどころか、まったくの逆効果、すなわち健康を害にすることにもつながってしまうこともあります」(太る脳、痩せる脳の抜粋)
栄養素の欠乏や、体の悪影響にもつながる話が書かれていました。
なるほど。
じゃあ、一体どうすりゃいいんだ
でも、きっと体重が減ったら、体が楽になる。
そしたら、気持ち的にも楽になって
不安症が減るかもかも・・・・
体重が減らなくても、健康になったら
イライラしないで、自分を少しでも取り戻せるかも・・・
体重計に乗りまくっている私はスリムな友達に聞いてみると
「体重よりも、健康だよ。」
うーーーん、そうだったのか。いやいや、分かっているけど・・・
痩せてるから言えるのか
健康=元の身体
私の目的は、そもそも痩せること?健康になること?
だけど、病気の前の体重になったら、
健康な自分を取り戻せるはずって・・・
次回は、痩せる脳作りの一歩(健康への一歩)
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