逃げでパートナーや結婚を選んではいけない | カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

カズ姐さんの深くて面白い心理ブログ

心理的なテーマをわかりやすく解説
リトリーブサイコセラピー・心理系YouTuber カズ姐さんのブログ

東京・大阪など日本全国で

リトリーブサイコセラピーという

心理セラピーで悩みや問題解決を専門とする

心理セラピストの大鶴和江です。

 
今日は仕事で沖縄に2日間だけ滞在してます。
 
沖縄に行けば少しは暖かいだろうと予想し
トレンチコートを持参したのですが、
いやいやなかなか寒いです。。。がーん
 
 
さてさて、本日のテーマは
逃げでパートナーや結婚を選んではいけない
です。
 
 
 
先日こんな記事を見ました。
 
 
40代後半のある女性が
結婚相談の深刻な事情が特集されており、
母親から束縛と監視をされ続けて
相手とのお付き合いよりも母親を優先して
ことごとく恋愛を阻止されたり
破談にさせられたりしてきたというもの。
 
 
このままいくと将来は母と二人で
地獄のような日々を生きるのは辛い、
だから結婚したくて相談に来られる、
というようなお話しでした。
 
 
これは特別な話しではなく
よくある話しです。
 
 
妊娠して結婚まで決まっていたのに
結婚直前で破談にしたという方もいます。
 
 
これも「母親が人生の中心に居座る」
典型的なケースでした。
 
 
この話しを読んだ時点では、
なるほどうんうん、辛いよな、
そうそう自分の人生を生きるのがいいよ、と
思いつつ読み進めていったのですが、
ふとねこの人がこの先どうなるか?を考えたとき、
 
 
え?ではこの人はこの真の問題解決をせずに
パートナー探しても結婚しても、、、結局。。。
 
 
そうなんですよね。
問題が深刻化する可能性大です。
 
 
なせなら、
この人の本当の問題はここ。
 
 
自分が母親から離れられない
という選択をしていることにあるからですよ。
 
 
この問題を解決できていない状態で
結婚してしまうとどうなるのか?というと、
こうなる可能性ありありです。
 
 
・お母さん可哀想でしょ演技がひどくなる
・大した用もなく呼び出しの回数が増量する
・何かと大変だ私は不幸だと泣きつかれる
・母親も一緒に住もうと押しかけられる
・ご主人に嫌がらせをされる
・二世帯住宅をプレゼントされ支配を強める
・子どもは私が預かってあげるからと恩を売られる
 
 
こうなると、自分の家庭や家族よりも
母親が中心を占めている現状はまったく変わらず
環境が変わっただけになるので
ご主人や子どもたちが疲弊し
やがて離婚に至ってしまう、、
ということにもなりかねません。
 
 
まさに母親の作戦勝ちです。
 
 
実際離婚してきた人の話を聞いてみると
わざわざ母親の元に戻らなくてもいいのに
離婚してさっさと母親と同居を再開する娘の
なんと多い事か。。
 
 
これではわざわざ束縛されに戻るようなもの。
そして辛い日々がまたスタートします。
 
 
なんでわざわざそんなに母親といるのが辛いし
しんどいのに戻ってしまうのか?
 
 
ここで間違えて欲しくないのは
母親がいかにひどい毒母であったとしても、
この問題は娘の問題なのです。
 
 
というと、えええーー?!ひどーい!
と思われるかもしれませんが。
 
 
確かに母親は大問題です。
 
 
このケースをみていくと
見捨てられ不安が強く、自尊心がなく、
子どもを支配しては自己満足を得て
自分の不安を子どもで埋めようとする、
そんな母親が問題がないわけがありません。
 
 
でも、未来志向で考えるならば
そんな母親から離れることが出来ない自分
という問題に視点を向けなければ
いくら母親の束縛がひどいと言っても
離れないでいる自分自身がメリットを
感じている可能性があるのですから
そこに目を向けなければなりません。
 
 
ええー?メリットなんてあるのか?って
はい、ありますあります。
 
 
娘は離れないでいることでどこかで
安心している部分もあるんです。
嫌な気持ちもあるんですけどね。
 
 
離れることは捨てることだ、
見捨てることになるから可哀想、
そんな罪悪感を感じたくない
というメリットもあります。
 
 
また離れないでいることで
お金の問題から避けられている
そんなメリットもあります。
 
 
たとえば、
持ち家で家賃払わずに済む、とか
自分が働かなくても親から食わせてもらえる、とか
そういうメリットもあったりします。
 
 
これらのメリットを
二次利得と呼んでいます。
 
 
そんな巧妙に仕組まれたメリットがあるので
娘たちは自分の人生を生きるよりも
母を満足させる行き方を自然に選んで
苦しみを持続させていくんですね。。。
 
 
母親は変わりません。
 
 
どんなに頑張って尽くしても
母親が変わってくれることはありません。
 
 
でも多くの娘たちは母さえ変わってくれたら
私は楽になれるのに、、と思っています。
 
 
大いなる勘違いです。
 
 
親から逃げるためにパートナー探しして
結婚に逃げるよりも先にやることがあります。
 
 
それは、
自分が母親から離れたくないのだ
という事実を認識し認めることです。
 
 
そして、
親に変わってほしいと願うことを
あきらめてしまうことです。
 
 
さらには、
自分の幸せのために生きると決めると
最終的に親の方からあきらめて
子離れしていく可能性がある
ということも付け加えておきます。
 
 
そのために必要なことは
 
 
できるだけ早めに
自分が親から離れないでいることで
得られているメリットを手放す
ことをオススメします。
 
 
早めに早めに。。
 
 
大事なことは
メリット〈二次利得〉ですよ~!
 
 
 
ではではまた~(^◇^)
 

 

■セミナー・イベント情報

満席となりましたのでキャンセル待ち受付中です!
2月12日〈祝〉大阪開催決定

言いたい放題にいったい誰がブレーキをかけるのか!?

 

【大阪】モーガン・グッドランダー氏によるゲシュタルト療法ワークショップ
2月大阪にてサンフランシスコから国際的なゲシュタルト指導者モーガン・グッドランダー氏が来日します。心理を学んでいる方も素人の方もどなたもお気軽にご参加ください。
https://jnpta.com/seminar-event/201802-gestalt

 

 

★カズ姐さんメルマガ読者募集中です!。( ̄▽ ̄)

 

 

しんどいときはお気軽に
電話カウンセリングをご利用ください。

下矢印 下矢印 下矢印 下矢印

こちらの申込みフォームからどーぞ。

 

 

 

 

 

 

読者登録してね