ゾウが人を助けた話 | 八ノ矢の森

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人から聞いたり日常であった、ささやかだけど
不思議な話を書いています。
(TV番組やニュースや本の感想などもありです)



上の青文字は、ピグや近況の話になっています。

表題の話は、下の黒文字になります。


フランスの同時多発テロのニュースは、本当に痛ましくて世界中の人達に深い悲しみを与えました。

私もどうして世界からテロや戦争がなくならないのだろう、と絶望してしまいたくなりましたが、1つのニュースで救われたような気持ちになりました。


パリの同時テロ事件で妻を亡くした男性が実行犯に宛てたメッセージをフェイスブックに投稿し、「憎しみに怒りで応じることは君たちと同じく無知に屈したことなる」などと述べ、憎しみを憎しみで返さない姿勢に共感が広がっているそうです。


もうニュースやネットでも沢山流されているので、ご存知の方も多いと思いますが、また時間が経って、この話を思い出したい時の為に書いておきますね。


遺族から実行犯へ「君に憎しみは与えない」

(クリックすると全文が読めるようにしてあります)


私が尊敬する法然さんは、子供の時に目の前で父親が殺さました。

でも父親がいまはの際に、敵を憎むな、恨みを超えた広い世界で生きるようにと、法然に言ったそうです。

そうして法然は、父の心を受け止めて出家したそうです。

自分に訪れた突然の死の時、子供にこんな言葉を残したお父様も尊敬します。


法然は大変頭の良い人で、最初についたお師匠様が法然の才を惜しんで、比叡山に紹介されて(紹介状に‘文殊菩薩を一体進上します’と書いてあったのも、子供の法然の賢さが偲ばれます)

法然は比叡山で真剣に仏教を学んで、これまたあっという間に頭角を現したものの、本当に貧しく字を読むことも出来ない人達をこんな難しいお経などでは救えないと、「南無阿弥陀仏」という念仏を心を込めて唱えるだけで、仏様はどんな人でも救ってくれるという浄土宗という、新しい宗派を作りました。


時代を超え国が違っていても、暴力や憎しみよりも大切なものを知っている人が、確かに存在するという事実は、生きて行く私達に希望を与えてくれますよね。


上の写真は、今回のクマの子守イベントのランキングの商品の座れるクマの縫いぐるみです。

動物イベだし、引っ越しの片付けが今だ終わらないので、今回は参加していませんが、可愛いのでエミリーの庭で記念写真を撮りました(^^)

クマのツリーの近くの帽子をかぶっている小さいのは、リスのリヴァイです。

ちっちゃいけれど、今回のイベでは参加者皆さんの所で、きっと大活躍していることと思いますので、名前が合っていると思います(^^)


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前回の話 → 私が聞いた、土地の怖い話


前回動物のこわい話を書いたので、今回はちょっと良い話を書きますね。

ゾウの話です。


これは以前、私が友人に誘われて鈴木秀子シスターのお話しを聞きに行った時に聞いた話です。

鈴木秀子シスターは、ちょうどその頃タイに行った時にその話を聞いたと言っていたと思います。


スマトラ沖地震の時に、ビーチで十数頭のゾウが観光客を乗せていたのですが、地震が来る前にゾウ達が鎖を切って、次々と山に向かって逃げました。

するとあの大津波がきて、ゾウ達も背中に乗っていた観光客や、その人達を追いかけた家族や友人も助かったそうです。

これは結構有名な話のようで、ネットで検索すると詳しい話が出ています。

ゾウ達は、どうして津波が来ることが分かったのかという検証は、あちこちでされていますので、ここでは割愛させて頂きますね。


私が感心したのは、ゾウ達は山へ逃げる途中にヒョイヒョイとその長い鼻で、人間を捕まえて自分の背中に乗せて逃げたと聞いたからです。

津波が来るような大変な危機の時に、人間まで助けようとしたなんて、ゾウってなんて立派な動物なんだろうと思ったのです。


ゾウの賢さや愛情の深さは人間並みで、ちゃんと仲間のお墓参りもすると、以前たしか「地球交響楽」の本で読んだことがあったので、この話はおとぎ話でなく本当なんじゃないかなと思ったのでした(^^)


亡くなったご主人の墓から離れない犬の話なども、ネットで見かけるたびに涙を誘います。

愛する人を失くしたら、動物だってこんなに悲しむのにと思わずにはいられません。




私が体験した不思議話を色々と書いています。

天使と話をしたり、魂から直接過去現在未来を聞く事ができるPさんという不思議な人の話も下記に書いています。

不思議話やスピリチュアルが好きな方は、よかったらどうぞ~(^^)



★天使と話す不思議なPさんの話


★私が体験したちょっと不思議な話


☆よもやま話

(私が最近経験した不思議話もあり)


★ゆなかいとブログ(雑談、散歩の会など)



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