介護のグチ話～母と私の静かなるバトル～

母の、
夜中のトイレ介助をしなくなったが、
母が、
おとなしく寝ているわけでは、ない。

初めの数日間は静かだったが、
このところは、
ポータブルトイレでしようと、
もがいているようだ。

いつもは、
その “騒ぎ” を無視して、
寝ているのだが、
昨夜は、
気がつくと、明かりがついていた。

その前に、
トイレの蓋を開け閉めしている音がしていた。

そ〜っと覗くと、
布団をかぶって寝ている。
電気を消し、
私も布団に入る。

朝5時。
トイレに起こすと、
寝間着を脱いでいた。
なぜか、
枕カバーもはいであった。

そして、そして、
パンツカバーの一つのボタンが、
外れていた‼️
・ ・ ・

トイレを済ますと、
「中でするのも、だいぶ慣れたよ。」

お母ちゃん、
なんで、寝間着を脱いだの？
「あら、ら。なんでかね・・・？」

母の理性は、
『娘に面倒をかけたくないので、パンツの中にしよう』
でも、
本能は、
『トイレでする〜〜！！』

この、微妙なバランス。
本能が勝るのも、時間の問題かも。