人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

東陽一監督「沖縄列島」「やさしいにっぽん人」を観る~早稲田松竹 / 便利な「カットできちゃうバターケース」のご紹介

2017年05月18日 07時47分59秒 | 日記

18日(木).わが家に来てから今日で960日目を迎え,昨日 中日を2対1で下して4連勝,今季24勝12敗でセリーグ首位を走る   阪神タイガースの快進撃を仲間と祝うモコタロです

 

       

 ご主人はニュース以外のテレビは観ないとか言ってるけど  阪神戦は観てるよ ここだけの話だけどね

 

                     

 

昨日,夕食に「豚肉と大根の炒め煮」「ミックスビーンズのトマトスープ」「生野菜とタコのサラダ」「冷奴」を作りました スープは買ったばかりの本を参考に作りました 「豚肉~」の上に載っているのはスプラウト(ブロッコリーの芽)です

 

       

 

                     

 

娘が「カットできちゃうバターケース」を買ってきました   バターの固まりを上から押すと40個にスライスされたバターが下から出てくるというスグレものです バターをナイフや包丁で切るよりベターです ニトリで925円.すごく便利です ご家庭に一ついかがっすか

 

       

 

       

 

       

 

        

 

                     

 

現在 早稲田松竹では「沖縄返還から45年,映画のなかの沖縄」を特集しています 昨日,東陽一監督の「沖縄列島」と「やさしいにっぽん人」を観ました 「沖縄列島」は東陽一監督・脚本・編集による1969年製作のドキュメンタリー映画です

 

       

 

この映画は1968年6月から8月までの3か月間における返還前の沖縄の日常を描いています この映画を観て一番印象的だったのは,米軍基地からベトナムに向けて飛び立つB25戦略爆撃機の不気味な姿です.まるで羽根が生えた巨大な鮫が空を飛んでいるようでした

また,基地反対のデモが映し出される一方,基地の町コザでは,基地に生活を依存する住民たちによる基地撤去反対のデモが映し出されます こういうところは当時の沖縄が置かれた複雑な状況をよく捉えていると思いました

普天間基地問題をはじめ,沖縄がメディアで取り上げられるたびに,本当に沖縄は「本土並みに返還」されたのだろうか,という疑問が湧いてきます

 

                  

 

2本目の「やさしいにっぽん人」は東陽一監督・脚本による1970年製作映画(118分)です

 

       

 

昭和20年 沖縄の渡嘉敷島の集団自決を生き延びた赤ん坊で,今は何も記憶していないという運命を持つ青年・謝花治(河原崎長一郎)は「シャカ」と呼ばれている.彼は恋人ユメ(緑魔子)や友人たちと演劇などを通じて「言葉」の意味を求めていく ある者は言葉を機関銃のようにまくしたて,ある者はひたすら沈黙の中に言葉を探る.シャカは警官に殴られても怒りを感じず,国家や他人に対する自分自身の言葉を持たない.そんなシャカは本当にダメ人間なのか

この映画では,シャカの仲間たちが「言葉」に対する考えや演劇論を披露するシーンが何度かありますが,それを観ていて思ったのは,かつて学生運動が盛んだったころのリーダーたちのアジ演説です 早口でまくしたて,威勢のいいことを言っているように見えて,何を言っているのか意味不明という演説です 大学にもいたなぁ,ああいうタイプ と思いながら見ていました

 

       

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