本当に更年期障害ですか? | 院長のひとり言

院長のひとり言

国際中医師で鍼灸師が東洋医学の本当の楽しみ方を、健康や時事ネタを通して、徒然に書き綴る。




更年期障害で婦人科や精神科へ
通院しているが

症状が改善しない人は


本当に更年期障害なのか?

そこのところから
診察しなおす必要がある

年齢的に更年期だから
更年期障害だろうという

固定概念で

はじめから決めつけて
診ると更年期障害にしか思えないが


ビタミンなどの栄養不足や
甲状腺の機能不全
副腎疲労などでも

同じような症状が現れる

その場合はホルモン補充療法や
抗うつ薬が効かない


中医学に肝は精神を司ると言われ

背中の第9胸椎のところに肝兪というツボがある

肝が侵されるとイライラすると言われるので
イライラには肝兪をよく使う

第9胸椎からは副腎を司る神経が出ていて
肝兪は副腎疲労に効くのである

ホルモン系全体を統率しているのは
脳下垂体と視床下部なので

脳の十分な栄養と休息が必要だ

だから不眠症の改善に取り組む


胃腸が弱ければ必要なビタミンが
取り込むことが出来ないので


胃腸を治療して食養生を指導する


中医学での鍼灸治療は
からだ全体を治療していくので


更年期障害の人でも
ホルモン系全体の障害の人でも
うつ病の人でも
胃腸病で栄養不良の人でも
甲状腺機能不全の人でも

みんな良くなっていく


エストロゲンが足りないから補充する
気分が落ち込んでいるから抗うつ薬

そんな対症療法で改善する人は良いが


改善しない人は


根本的な治療法である
中医鍼灸治療をお勧めする




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