何事にも当てはまることなのですが、ボクは、自分が実際に体験したこと以外はあまり信用出来なく、逆に体験したことは信念の如く強く信じてしまう、そんな極端な性格です。なので、学校で習う歴史なんかは誰かが作り出した物語なんじゃないか、また、外国って本当にあるのかな、とか、芸能人ってCGなんじゃないか、って思うことがあります。

そんなボクがアクアリウムに興味を持ち始めた頃、初心者でも扱いやすく放っておいてもドンドン成長して葉を増やす、と言われている水草を半信半疑でいくつか購入しました。
それは金魚と相性が良いとされているマツモとアナカリス、そしてウィローモスです。
その生命力は凄まじいものがあり、比較的弱い光量のライトでも育ち、いくら食害にあってもそれ以上に増え続けて困るほど、だという噂をネットで見かけました。今思うと謙虚に言えば、ボクの解釈が間違っていたのかもしれません。

購入してきた水草をキレイにレイアウトして、2匹の金魚を飼っている水槽に入れたところ…一週間ももたずに禿げ散らかってしまいました(T_T)
金魚たちが遠慮なしにムシャムシャ食べちゃったのです。かなりコストがかかるエサとなってしまいました。

そんなこともあり、当時は水草なんて二度と買うものかと思いました。また、ネットで出回っている水草の情報なんてあてにならないものだなって、勘違いしていました。冷静に考えれば、水草だって環境が悪ければ育たないし、金魚の強烈な雑食性の前では数株の金魚藻はあっという間になくなってしまうのは当たり前のことなんですね。

そして、しばらくしてから春先にベランダビオトープを作ることになり、そのビオトープを飾ろうと思いそれらの水草をもう一度購入することにしました。

適度に日当たりが良い環境が功を奏したのか、ビオトープに入れた水草たちはびっくりするほど成長して増えていったのです。

これか!
あの噂はこのことだったのか!

夏場には伸びたウィローモスをトリミングして、他の流木に活着できるまでになりました。

そして、今日、ひと夏を超えたウィローモスを取り出してみたところ、活着させた流木三つともモジャモジャになっていました。
毎日ビオトープを覗いているつもりでしたが、日々の成長具合に見慣れてしまっていたため、あらためて陸に引き上げてみると、そのモジャモジャ具合に驚いて笑ってしまいました。

アナカリスやマツモもある程度は成長して増えたのですが、ウィローモスの繁殖力にはおよびません。
はじめは一つの流木だけに活着させてスタートしたウィローモス、今ではなんと三つの流木をモジャモジャにしてしまいました。
(何度も言ってますね、モジャモジャ…^^;)

今日はこれらをトリミングして、キレイに整えてあげました。ちょっと写真では分かりにくいかもしれませんが、切ったモスをタッパに入れたらこんなにもたくさん余ってしまいました。

そのため、散髪したことで判明したハゲ部分の補強作業をしたり、ザリガニ水槽に入れていた流木に新たに巻き付けたりして活用しました。
伸びきったところを切って、ハゲているところに貼り付けたり…何だかカツラ、もといウィッグを作っているかのような感じです(笑)
そして活着済みの流木はザリガニ水槽に入れてあげました。水槽に緑が入るだけでかなり印象が変わりますね(^^) ザリガニたちにボロボロにされてしまうのは時間の問題ですが…それは承知の上。

それだけやっても、タッパにはまだまだウィローモスが余ってしまいました。購入したときは、小さな入れ物に入った状態で400円くらいだったと思います。それを考えると余ったウィローモスら1000円くらいの量になると思います。
アクアリウムのフリマとかあればいいのになぁ、って勝手なことを考えてしまいました(笑)

それは冗談として、余ったウィローモスを捨てるにはもったいないので、何かに活用出来ないものかと考えてみようと思います。
最終手段は…金魚のオヤツですね(^^)
   


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