インミンの妻です。

 

前回の記事にたくさんのコメントをありがとうございます。

去る8月13日(土) 午前11:06にインミンは旅立ちました。

 

インミンは最期までガンと闘いました。

 

淡路旅行当日にトルーソー症候群と診断され、近医に入院。

退院後も諦めずに抗がん剤治療を続けました。

故郷に帰るつもりで8月22日には次回の抗がん剤予約を取っている状況の中でした。

 

最後の抗がん剤治療後、状態は悪化。

7月末頃から自宅で食事がとれず、8月1日より点滴に通っていた病院の一般病棟に入院。

8日には緩和ケア病棟へと移りました。

 

故郷には帰れなくなったことを知らせ、両親、妹にはこちらに来てもらい、

お盆にまた会う事を約束していました。

 

それからは痛みとの闘いでした。

点滴注射、モルヒネの静注、鎮静の飲み薬などを使って

コントロールを試みていましたが「痛い。痛い」と繰り返しながらも

少しでも痛みが和らぐことを信じていました。

 

亡くなる2日前、発する言葉はほぼ、「痛い。痛い。」だけとなり、

その痛みはピークに達していたとは思いますが、

約束通りに両親、妹家族と会う事ができました。

 

さらに、病院のご厚意により、大好きなレンとも再会を果たす事も出来ました。

 

会いたい人達に会えた安堵からか、

その後の表情は穏やかに見えました。

 

周りもその表情に安心し、わずかの希望を持って

一緒に過ごしていた矢先、息を引き取りました。

 

最期の最期までお別れの言葉はなく、

いつもの様にイライラを私にぶつけてきたりもしましたし、

その日の寝姿はまるで飲みすぎて眠っているかの様でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

膵臓癌と診断されてから2年4カ月。

インミンの闘病生活は皆さんもご存じの通り、

まわりが病気かと疑うくらいのアホ全開で明るく、

レンとともに元気に、

絶対に治してみせるぞ!といつも前向きに過ごしてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インミンがここまでガンと闘ってこれたのも、

こちらのブログで出会ったたくさんの方々のおかげです。

病気の情報発信、交換だけでなく、

何度も重ねたオフ会で直接的にみなさんとふれあうこともでき、

温かい応援をたくさん、たくさんいただきました。

 

 

 

みなさんのおかげでインミンはがんと闘いながら生き抜く事ができた事と思います。

ここまで支えて下さり、本当にありがとうございました。

 

いつか、どこかで、だれかのために。

こちらのブログが膵臓がんはじめ、多くのがん患者さんにわずかでも希望となれば幸いです。

 

 

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