ちょっとした物音でドキッとしたら腎虚! | 院長のひとり言

院長のひとり言

国際中医師で鍼灸師が東洋医学の本当の楽しみ方を、健康や時事ネタを通して、徒然に書き綴る。



ストレスで鬱になったり
神経症や心身症になったりするメカニズムが
少しずつ分かってきているようだ

先日のNHKの番組によると

子供の頃に恐怖体験を経験した人は
脳の偏桃体が大きくなり

少しの外的刺激に対してでも
偏桃体が興奮して

その興奮に刺激されて副腎から
ストレスホルモンが放出し

心拍数が上がり脳の海馬を刺激して
アドレナリンを分泌して
体が戦闘態勢になる

常にこのメカニズムが働き

ストレスホルモンの中でも
コルチゾールというホルモンが
海馬を刺激し続けると

海馬が痩せて鬱などの症状があらわれる



副腎からストレスホルモンが
放出されることが分かってきたが

中医学では腎が弱ると
恐れが強くなると言われている

昔から腎と脳の関係を上手く
言い表していたようだ

だから醒脳清神法や安神定志法
滋陰降火法などの心の病気に対する
様々な鍼灸治療法が確率しているのである



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