高いと思うか、安いと思うかはあなた次第です! | 院長のひとり言

院長のひとり言

国際中医師で鍼灸師が東洋医学の本当の楽しみ方を、健康や時事ネタを通して、徒然に書き綴る。



昨日は祭りの提灯釣りで
朝から一日中、力仕事をした

町の人達の中には
首が痛い、腰が痛いなどと

慢性的な疼痛を持った人が多くて

「そんなに痛いのなら
いつでも治療に来てくださいね」と
言ってあげたが

「あんたとこ保険きかへんから
初回7千円、2回目から5千円やろ
高過ぎて行かれへんわ」

それもそうですね

・・・・

そう言われると「何も言えねー」


保険診療で病院で検査や痛み止め
電気治療やマサージなどの治療になれていて

治るということを放棄している人には

治るかどうか分からないものに

1回5千円も出すのは高過ぎる


しかし

最終的にドクターから手術するしかないと
言われた人にとっては

100万円の手術をしても治る確率50%なら

鍼灸治療に10回行っても5万円
それで手術しなくても良くなるなら

安い!となる


要するに何を求めるかによって
物の値段は高くも安くも感じる

保険がきいて安くても
目的の治療が受けられなければ

時間とお金の無駄づかいだ

1回500円でも10回行けば5千円になる

しかも、忘れてはいけないのは

一割負担の本人が1回500円払うと
保健から病院へ4500円支払われている

病院でも1回の治療費は5000円なのだ

これは健康保険制度の良くない部分だ

本人からは500円しか徴収しないので
500円分のサービスをしていれば
患者さんは怒らない

あれが全額自己負担なら
みんな通院を止めて鍼灸治療に来るだろう

しかも、治らない事を続けることで
患者さんに「もう治らない」と
思いこませてしまうデメリットがある


治らないと分かっている治療に
500円払って今の病院へ通い続けて
いつか100万円で成功率50%の手術を受けるのか

治る確率は何%か分からないが
手術を言い渡された患者さんの
ほとんどが手術をしなくて良くなっている
鍼灸治療に5万円予算を組んで
早々に痛みのない生活を取り戻すのか

それを選ぶのはあなたの自由です




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