最近トイレが近いとお悩みの方が多いような? | 院長のひとり言

院長のひとり言

国際中医師で鍼灸師が東洋医学の本当の楽しみ方を、健康や時事ネタを通して、徒然に書き綴る。



温かく過ごした正月が過ぎ
突然、寒くなってきた今日この頃

毎日の診療中に
「最近トイレが近くなった」
「夜中に5~6回オシッコに起きる」

鍼灸治療で何とかならないか?

というような相談が多くなっている


そもそも尿とは飲食物を消化吸収して
全身を巡り

最終的にいらなくなった水分である

だから摂取した分だけ
体から出ていく

その際に

皮膚や呼吸などからも
汗や蒸気として水分が出ていくが

冬場、特にこの時期は
運動量が極端に減って

呼吸数が上がることが無く
汗をかくことも無い

その結果、水分のほとんどが
オシッコとして排泄される

だからこの季節は
トイレが近くなるのである

ここで気を付けてもらいたいのは
トイレに起きるのが嫌だから
水分を摂らない人が多いが

体内の水分が不足すると
血液がねばねばになり
血液循環が悪くなり

心臓など循環器系の疾患や
脳卒中などのリスクが高まるので
水分はしっかり摂ってもらいた


中医学で体の水分代謝は
肺蔵と腎蔵が共同作業で調節していると言われる

だから当院では


潤肺と補腎を基本にツボを選びます

中でも「陰陵泉」というツボは
ご家庭で自分でお灸をすえてもらうのに
とても使いやすくて
効果抜群のツボなのでご紹介します

膝の下の内側の骨に沿って上へ
擦り上げると窪みがあるので
それが陰陵泉です




毎日、お灸をすえると
水分の代謝が安定して
夜間の頻尿も緩和することでしょう



21日(土曜日)午後3時~4時
お灸教室「冷え症と生理痛」
参加費 1000円
定員6名 

実は、まだ4人しか応募がありません(泣)
少しでも興味があればご参加ください!
よろしくお願いいたします。

★平成29年1月から【お灸教室】開催!詳しくはコチラをご覧ください★



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