坐骨神経痛は病名ではないですよ! | 院長のひとり言

院長のひとり言

国際中医師で鍼灸師が東洋医学の本当の楽しみ方を、健康や時事ネタを通して、徒然に書き綴る。



「坐骨神経痛は治らないのですか?」

整形外科で坐骨神経痛と診断されて
電気治療やマッサージ治療などの
リハビリを続けて来たが

1年間、毎日通院したけれど
1年前より悪化して
歩くのもままならない状態になり

このままでは手術以外に
治療法が無いと言われ

何とか治る方法がないかと悩んだ末に
鍼灸治療は恐いので嫌だったが
知人の紹介で当院へ来られた患者さんだ


坐骨神経痛は病名ではなく
症状を指すので

一概に治る治らないとは言えない

坐骨神経痛の2割ほどは
何らかの原因疾患がある人だ


椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症
腰痛分離すべり症などの疾患だ


整形外科で坐骨神経痛という
病名を診断されたという事は

これらの疾患が
確認されないケースといえるので


本当は治しやすいケースといえる

当院で診察するとその大半が

骨盤内で梨状筋や大腰筋が腫れて
圧迫されて坐骨神経痛を呈している


腰椎を牽引したりストレッチ体操すると
筋肉の腫れがひどくなり逆効果となり

まじめにリハビリをする人ほど

歩くのもままならないほど症状が悪化して
手術しなければならないケースに陥る


頑張って治療しているのに
悪化していると感じている方は

早い目に鍼灸治療に来てもらいたい

このタイプの坐骨神経痛には

筋肉や神経に圧迫や牽引力などの
外力がかからない鍼灸治療が
最も有効な治療法なのです



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