教科書から龍馬が消える? | 院長のひとり言

院長のひとり言

国際中医師で鍼灸師が東洋医学の本当の楽しみ方を、健康や時事ネタを通して、徒然に書き綴る。

高校や大学の教員がまとめた高大連携歴史教育研究会

の高校歴史用語精選案が波紋を広げている。

 

国民的人気の高い「坂本龍馬」が消え、

論争が続く「従軍慰安婦」が残る-。

 

人名の選定で物議を醸したのは「坂本龍馬」「吉田松陰」

「高杉晋作」「楠木正成」「上杉謙信」「武田信玄」「高野長英」など

歴史小説や時代劇のヒーローとしてなじみの深い人名が

数多くカットされたことだ。(社会部 花房壮、寺田理恵)

このようなニュースを見ると

 

坂本龍馬を登場させずに薩長同盟や大政奉還を

どうやって子ども達に教えるのだろうか?

 

などと考えているうちに

何だか腹がたってきた

 

周辺諸国や政治的に圧力がかかれば

すぐに変わるような歴史教科書など

 

信じてはならない

 

歴史の教科書に書いてあるから正しいと思うのは

 

間違いだ

 

そもそも歴史なんて後の人達がどう扱うかで

どうにでもできるのである

 

歴史上では戦に勝った者が善人で

負けた者が悪人のように描かれることが多い

 

しかも現在NHKの大河ドラマの井伊直虎などは

男性か女性かも分からない

 

そんな人物にスポットを当ててマスコミが騒ぐと

一躍ヒーローとして日本中に知れ渡るのだから

 

ある意味

 

歴史などはいい加減なものなのである

 

我々が歴史と思っているストーリーは

小説のように誰かの考えた想像の世界であり

歴史上の人物名を使って面白おかしい

ストーリーを見せられているだけなのだ

 

本当に歴史が知りたければ自分の足で史跡を回り

書物や古文書などを見て

 

自分一人でその時代に思いを巡らせて

想像するのが一番正しいと思うのである

 

例えば

 

本能寺の変の明智光秀をどう評価するか?

赤穂浪士の討ち入りをどう思うか?

 

史実を後の者が自分で想像して自分で考える

 

それが正しい歴史認識ではないだろうか?

 

歴史を学ぶ者が正しく思いを巡らせるための

教科書でなければならないのだが

 

過去は変わらないのに教科書内容がコロコロ変わるなんて

本当におかしなことである

 

どんなに高名な歴史学者や名のある教授が参加して

作られた教科書でも盲信して信じてはいけない

 

誰もその時代にいなかったのだから

結局は誰かの想像でしかない

 

彼らは時の政府や周辺諸国の意志を忖度して

時世に合わせて歴史の登場人物を変えて

権力者に都合の良いストーリーにしてしまう

 

坂本龍馬が削除されることで

多くの龍馬ファンを敵に回してしまうだろう


 

 

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