更年期は睡眠で乗り切れ⑤ | 院長のひとり言

院長のひとり言

国際中医師で鍼灸師が東洋医学の本当の楽しみ方を、健康や時事ネタを通して、徒然に書き綴る。

睡眠と覚醒は表裏一体である

 

朝からスッキリ目が覚めて

家事や仕事で最高のパフォーマンスを

発揮しようと思えば

 

最高の睡眠を得る必要がある

 

ナゼか?

 

その答えはアスリートにある

 

プロアスリートやオリンッピク選手は

常に最高の睡眠を得ようとする

 

アスリートは日々体をいじめ

精神的にも極限の状態で

トレーニングをしている

 

激しいいトレーニングでエネルギーは消耗し

筋線維や末梢神経はズタズタに引き裂かれ

出血して滲出液がたまり

 

あらゆる臓器は疲弊している

特に脳はたくさんの老廃物にまみれ

 

集中力、判断力、決断力など

脳の全ての機能が低下してしまっている

 

そのためアイシングやマッサージをしたり

瞑想や認知行動療法などをするが

 

実際にその状態を改善できるのは

熟睡しかないのである

 

寝ている間に消耗したエネルギーをフルチャージし

ズタズタになった筋線維を修復してさらに強くしてくれる

 

内臓や脳も綺麗に掃除して

朝になったら元気いっぱいで目が覚める

 

もしもアスリートが睡眠不足に陥ると

 

からだの修復が出来なくて内臓も筋肉もボロボロのまま

 

脳の掃除ができなくて集中力、判断力、決断などが低下し

さらに睡眠不足が続くと酩酊状態に落ちいり

競技どころでは無くなる

 

しっかりと熟睡しているから

毎日過酷なトレーニングに耐えられるのである

 

お分かりだろうか?

 

睡眠と覚醒は表裏一体といった意味は

 

昼間、肉体的にも精神的にも

活発に活動して運動しようとすればするほど

それだけからだは消耗するので

 

夜間、しっかりと熟睡する必要がある

 

不眠症なのに妻として母として家庭でも職場でも

完璧なパフォーマンスを発揮したいというのは不可能

 

更年期障害を乗りきるには

睡眠対策は絶対に避けては通れない

最重要事項なのである

 

 

 

 

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