避難生活では普段の食器を利用することも出来なくはないですが、上下水道が止まると食器洗いの水は勿体ないんですよね。
阪神淡路大震災では、お皿にラップをして洗い物を減らすなどの工夫が注目されましたが、小さな子供のいる家庭や介護中のご家庭では専用の食器が必要だったりしますね。
今回は、我が家の1歳さんが毎日使うマグマグを使い捨てに出来ないかと考え準備したものをご紹介します。
マグマグとは、赤ちゃん〜幼児が自分でコップを持って飲む練習をするカップで、倒したりしても中身が溢れにくいというのが特徴です。
飲み口に色々なタイプのパーツがありますが、今回は我が家で大活躍中のストロータイプを作って使い捨てにしたいと思います。
ダイソーで購入した「インサートカップ ホルダーセット」をセットします。
裏から見るとこんな感じで、カップの溝にホルダーの突起部分が噛んで固定されます。
紙コップを入れるだけのホルダーと比べて、カップとホルダーが一体化して安定感があります。
ちなみに、カップの耐熱温度は70℃で耐冷温度は−20℃と表記されています。
ピンッと張ってラップするのがポイント。
プレスンシールとは、ラップのような物ですが片面に粘着があり、しっかりとつける事で密封される商品です。
なので、ラップした状態では液体も逃しません。
コップが倒れてもこの通り。
とっても便利なラップですが、カットしづらいのが難点なんですよね。
最後に、これまたダイソーで購入した短いストローを勢いよくさせば出来上がり。
ストローをさした時点で穴の周りに若干の隙間が出来てしまいますが、ストローと穴の周りも細く切ったプレスンシールで隙間を塞いだら完成‼︎
この部分はあんまり粘着が機能していない気がしますが、気になる方は他の方法もお試しくださいね。
倒しっぱなしにすると、ストローを伝って中身が溢れるのはマグマグと同じです。
飲み終わった後は、ホルダー以外はゴミとして処分するので、常に衛生的に飲むことが可能になります。
マグマグって洗う時は、パッキンやストローなど全てを外して洗う必要があるので避難生活には不向きな食器なんですよね。
でも、この方法なら大丈夫そうです。
早速1歳さんに渡したらちゃんと飲んでくれました。
あ、お茶のお代わりを要求されました(笑)
プレスンシールは1度剥がした後も、一応また付きますが変えた方が良さそうです。
あと、ストローはさしてあるだけなので、子供が抜いて遊ぶ場合もありますので、マグマグのように放置は出来ませんのでご注意下さいね。
あくまでも、マグマグの代用品という事をお忘れなきようお願いします。
ホルダー無しのインサートカップは、20個入りで販売されていましたので、1個5円。水が貴重な時でも気軽に綺麗なカップに交換出来て助かります。
100円ショップって本当に有り難いですね‼︎
プレスンシールは防災グッズとして他にも使い途がありますので、持っていると便利だと思いますよ。