ソロモン『教員イベント』

 

イベントは、日本時間の3217時、247時。

 

<内容>

 

3本柱

 

1、 サイエンスショー

 

2、 ビブリオバトル

 

3、 ダンス(体育)

 

 

☆サイエンスショー(面白理科実験)

 

ソロモンに来てから、理科教育の軸として取り組んでいる一つ。

 

この取り組みは、任期が終わるまで、継続して行う価値があると考え、最後の大きなイベントでも実行します。

 

そして、少しずつグレートアップさせていきたいとも考えています。

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島隊員のクニオさんは同じ理科教育隊員です。

日本での経験も私より大分長いクニオさんから、一つやってみたい実験を提案していただきました。

 

それは・・・・

 

「ドラム缶へこまし実験」

 

です。

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日本の理科の授業ではなかなか行いにくい、“はで”な実験です。

しかし、動画で見たことがある人も多く、イメージはつくかと思います。

 

あれだけ頑丈なドラム缶が、大気圧の力によって、簡単にへこんでしまう実験です。

中学校の1年生の理科の大気圧の分野で、映像などでその様子を見せると、子どもたちが大気の存在をイメージしやすくなります。

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「理科の教師やっていると、一度はやっておきたいよね!」

 

この言葉から、

 

「絶対やりましょう!」

 

ということになりました。

 

 

〇困難

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このドラム缶実験で乗り越えなければならなかったのは、「ドラム缶を手に入れる」ということです。

 

もちろん、ソロモンですので、日本のようにたやすく物は手に入りません。

それが、ドラム缶となるとさらに困難になりました。

 

港のオイル輸入会社を訪れ、交渉を重ねます。

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「いいよ!もっていきな!」

 

とはなりません。

 

なぜドラム缶が必要なのか。

それを、会社のボスに納得してもらわなければなりません。

 

メールでの交渉があったり。

社長室を訪れても、ボスはいなかったり。

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交渉して、OKをもらったと思っても、次の日に考えが変わっていたり。

 

交渉が面倒だから、色々な人にたらいまわしにされたり・・・

 

やっと手に入ったと思って届いたドラム缶は、全て穴が開いていたり・・・・(空気が漏れては実験できない)

 

しかし、このような環境には嫌というほど遭遇してきた今、何も戸惑うことはありませんでした。

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粘り強く、思いを切らさず、最後は「奇跡」が起きると信じるだけ。

 

足を使って、相手が折れるまで、何度も何度も・・・・そして、3つ手に入れました。

 

 

☆予備実験

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各工程に何分かかるか時間を記録しながら、本番同様、ブロック、まきを利用して、火をおこし、ドラム缶に水を入れ、水蒸気を発生させます。

 

まきが湿っており、なかなか火が付かない・・・・

こういったことも、予備実験をしないと分からない・・・

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水蒸気が出たところで、ハンマーを使って、固くふたをします。

 

ふたをしたドラム缶を火から遠ざけ、バケツ3杯分くらいの水を、熱されたドラム缶に一気にかけます。

 

すると・・・・・

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グニュッ・・・・グニュッ・・・・・・・グニュー・・・・・

 

潰れる!!!!!大きな音はなりませんでしたが、完全に大気圧によって潰されました。

 


さあ、本番どうなる???

「本気で生きる人には必ずその夢を実現させるために応援してくれる人が現れる」(スタートライン:喜多川泰著)

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