【少年マンガ】 過去に戻って変えたい未来がある「アゲイン!!」1~4巻読んでみた
友達もいなくて、何の目標も無く高校生活を過ごしてきた今村金一郎(いまむら きんいちろう)。
卒業式の日、今はもう無くなった応援団の女団長に入学式のとき声をかけられたことを思い出し、以前の部室に立ち寄ったところちょっとしたアクシデントで階段から落ちて3年前の入学式の日に戻ってしまった。
そして再び応援団に声をかけられる。
あのとき女団長の勧誘に答えていれば、何か変わったのか。
何も出来なかった、何もしなかったあの3年間をもう一度「アゲイン」できるなら―…
女団長ひとりの応援団を以前のような活気ある応援団に戻すため奔走する。
主人公の金一郎がまぁ根暗です。
卑屈で冷めていて金髪で眉無し。
3年前に戻ってやり直したいと思うのに、あまりに人が関わりすぎるとめんどくさいとか言う。
お前の方が面倒くさいよ。と思ってしまった。
アゲインしたいという割には自分はなかなか踏み出さないのに、女団長・宇佐美(うさみ)には考えが古いとかやり方が厳しいとか言いたい放題。
デリカシーが無さ過ぎてイラッとします。
女団長・宇佐美は一見芯の強い女性のように見えるが、自分の意見がいつも正しく人の意見は受け入れられない頑固者。
どっちもどっちですね。
アゲインしているのは金一郎だけではなく、彼が階段から落ちる前に先に足を滑らせて落ちてしまった同級生の女の子・アキも3年前の世界に来ている。
今まで接点の無かった二人ですが同じ境遇ということで一緒に応援団を立て直そうとする。
団長と衝突しながらも根暗は根暗なりのやり方で以前の応援団員に戻ってきてもらうことも出来た。
そして金一郎自身も応援団で頑張ってみようと思っていた矢先、再び階段から落ちてしまい目覚めたら元の世界(卒業式で階段から落ちた状態)に戻っていた。
元の世界は金一郎が応援団に居たという事実はなく以前と何も変わっていなかった。
なくなったままの応援団、そして宇佐美団長が自主退学した事実を知る。
団長の未来を変えるため、応援団の未来を変えるためもう一度3年前に戻ると決め、アキの彼氏・ヒロ君を巻き込みながらなんとか戻ることに成功。
ダメダメの金一郎がこれからどうやって未来を変えていくのか気になるところです。…が、
この主人公、やる気あるのか無いのか読めないですねー。
変えたいけどめんどくさい、でもやっぱり変えたい。
今のままじゃダメなんだろうけど、どうしていいか分からないし必死になるのもなんかダセェ。
ああー!!もうどうでもいいからやるしかないか!
こんな感じで行動してるように思います。
未来もだけど、彼自身もどんな風に成長していくのか楽しみですね。
アゲイン!!他の記事はこちら↓