Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

沖縄基地問題 地元負担平準化の模索を

2017-06-24 14:14:21 | 国際・政治

一昨日、癌闘病中だった歌舞伎俳優夫人 小林麻央さんが逝去された。まだ三十代前半では、夫君の市川海老蔵さんや遺児各位共々、無念の想いは如何ばかりかと心得る。一言の弔意と共に、最期まで家庭人の地歩を全うされた事に、限りない敬意を抱くものである。

又、昨6/23は、大東亜戦争こと太平洋戦争中 日米沖縄戦終結の日。72年後の今、こちらも弔意を表したい。現地では、安倍総理大臣も列席しての、恒例の追悼行事が行われたが、その折、現地入りの安倍大臣を、執拗に罵倒し続ける勢力があったのは遺憾だ。複数の情報では、この行動に出た連中は、左派容共系の、本土から送り込まれた活動家や工作員だったとかで、こんな言動は、沖縄県民本来の平和希求の意思ではなく、媚中媚朝の容共的思想闘争の一環に過ぎない。又、それを易々と許した、翁長沖縄県知事の力量と、公正な検証もしない朝日新聞と地元メディア勢力の見識も疑われる所だろう。

確かに在日米軍基地中、沖縄県下にはその70%以上が集中しており、例えば普天間飛行場の様に、市街地至近に位置していて、住民生活にとり、明らかに危険な施設もある。そうした危険を少しでも軽減し、できる限り、本土住民と同じ条件 リスクの度合いで生活できる様努めるのが、日本国憲法規定の「法の下の平等」とか「生存権」の考え方だろう。拙者は、日本国憲法の見直しを志向する者だが、それは勿論 同法の全否定ではなく、或いは明治憲法や教育勅語と共に、その良い所は継承し、不条理な所を見直せと申している訳である事は、強く主張しておきたい。

その一方で、在日米軍の駐留は、東アジアの現実の平和を保持する上では、欠かせない存在であるのも事実。在沖縄基地負担の軽減は、政権交代した民主党もトライしたのは認めるが、芳しい結果に繋ぐ事は「やはり」できなかった。特に、鳩山由政権には絶対不可能だったろう。連立が「数頼みだけ」で、かつ反米の社会民主党では、米軍基地の多少の削減はできても、本土に一定規模を移転させる様な、平準化に向けた動きなど、到底不可能だったろう。これは、続く菅政権も似た様なもの。その後の野田政権は、多少期待が持てた印象もあるが、如何せん、前二者の不始末の後処理、つまり「尻拭い」だけで、政治生命が終了してしまった。

理屈から申せば、沖縄の米基地負担軽減の為、現状よりせめて二~三割減らして、その分を本土に付け替えるのが理想像と言えるのだろう。勿論、この問題への本土人の受け止めは、長らく続いた「誤った戦後教育」や媚中媚朝の左派野党による政治情宣プロパガンダが奏功した事などにより、根強い安保アレルギーが存在して、直ちに進むものでないのは事実。ただ、反対意見が優勢な中でも、「賛成」や「条件付き賛成」が計1/3以上あるのも事実で、ここは政府や政権与党の、地道な説明や教育啓蒙にかかっていると申して良いのではと心得る。つまり、先日成立したテロ等準備罪処罰法制同様、より誠実な説明責任を果たして行く必要が大きくあると言う事だ。

拙知人が複数いらす事もあり、余り熱心には論じられないかもだが、沖縄基地負担を減らす有力な一候補は、やはり北日本だろう。特に、北海道にこだわる訳ではないが、この地方の土地が、近年外国人及び外国資本に買い進まれ、特に、当初は民間による取得の体裁を取る中国大陸が、途中から政府保有や軍保有にスイッチする様な事態になれば、我国の安全が根底から脅かされる事ともなりかねない。もう一つ、ロシア国が、未だ北方領土を明け渡す気配がない事にも関連する。やはり同国は、戦後70年を超えた今も、北海道侵攻の意図を捨てていないのではと疑われても、仕方がないのではないか。

北鮮による、弾道ミサイル攻撃の標的となるリスクも多少はあるかもだが、北日本や西日本の一定地域などを候補に、在沖縄米軍基地を、安保政策の認められる範囲で移転を検討する事の模索も、それは必要かと心得る。そうした姿勢が、沖縄県民の本土人への不信感の緩和、そして現地で跳梁する、不逞な左翼活動家及び工作員共の放逐に繋がれば、とも思うものだ。今回画像は、一昨年訪ねた滋賀県下のJR北陸線沿いの様子。梅雨本番の曇り空で、不安定な天候だったのを覚えておりまして。


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