インフルエンザ発症3日目の土曜日の夕方

私は、熱も下がって来て ホっとしている時でした。

 

 

東大医学部のイケメンがノーベル賞をとった人を

クイズで70名正解した・・という 昨夜のクイズ番組の話を

娘としていたんだけどね

 

そのイケメン 最初から知ってた訳でなく

クイズに対する傾向と対策をした上で

たまたま ヤマがあたったと言う話しだったけど 

ヤマの為に70名を覚えるってとこが凄いよね・・・と話したら

 

「要領の良い子っているんだよね・・・」と

娘がいきなり・・・・泣き出した

 

 

え? 泣くの?



・・・・・瞬間

私は 息子にココアを差し出した時を思い出した。

 

 

 

「私 本当にそういうのが出来なくて みんなに

迷惑ばかりかけてしまう・・・(号泣)」

 

(>_<)

 

 

「どうした?」と 娘の涙につられて半泣きの私。

 

 

 

なんか大事な話しがきそう・・・

世界最大 「聴く瞬間」を察知した。

 

なんだろ・・

強く強く心の中で 「傾聴ボタン」を意識した

 

 

*****

 

 

1日の夜 彼女の帰宅は夜中の2時を過ぎていた

昨夜もたぶん2時を回ってた

 

彼女は、翌日が仕事の日に遅くなる事はめったにない。

私の心のどこかに なんかおかしいって

【旗】が立っていたのは間違いない。
※勝手に妄想したり意味づけたりはしないんだけどね。

 

毎日洗い替えをしていた エプロンが

今年に入って洗濯に出てこない

 

朝 仕事に向かう準備中の彼女の顔は

表情がなく能面みたいだったなぁ・・と
疲れてるのかなぁ・・とも感じてた

 

部屋は お正月をあけてから

ますます汚れていて

 

なにか・・・・そこに娘の心はあったのかなぁ?と

今思うと いろんな場面で 無理していた兆候は

現れていたんだ

 

 

今さら 誰をどう責める気もないけれど

3歳からの夢を実現し、夢の職場で 

彼女は年長さんの担任を任され、、、

本当に毎日、出来る限りで自分の力を発揮したいって

一生懸命だったんだと思う

 

 

「出来なかったら言ってね」という 言葉ひとつ

「出来なかった・・って言いたくない」・・・と思ってた彼女

 

「わからない事は 聞いてね」という 言葉ひとつ

「何がわからないかも わからない」と 思ったという

 

「イベントは去年とだいたい一緒だから」と言われても

「去年知らないんだけど・・・」って言えなかった彼女

 

他人からしたら 1年目なんだから

わからなくて当たり前って思うかもしれない

 

娘は もうそんな風に思えなくなってたよ

「子どもにしたら 10年目でも1年目でも先生は先生なんだ」

 

そのとおり!!!

りっぱだよ!!

 

だけど 自分が壊れたらいけない

そこは 本当にそう思う

 

はじめての幼稚園勤務

はじめての年長さん

はじめての卒業式・・・彼女はそこを諦めて

諦めきれないけど、諦めて

・・・幼稚園から少し離れて自宅療養する事になりました

 

 

 

「私なんかが担任したから子どもに悪い事した」

何を言ってる。。
そんな事はない そんな事は絶対にない!

私、半泣きで全力で否定した。

 

 

私の中では いろんな怒りがめちゃ発動しています
ふざけんな!って内臓が震えた。

 

だけど そこじゃないんだよね

彼女の課題と 私の課題は同じじゃないんだ。

彼女のこれからにフォーカスしようと自分に

何回も言い聞かせた

 

 

「適応障害」と言う 逃げずに出来る限り頑張って

自分の価値観とのズレにも 

真っ向から適応しおうとした人の証とも

言える病名を頂き

 

 

かぁーさんは あなたを誇らしく思ったよ。

 

 

はじめての運動会

練習中に 「あまみ先生 もっと怒らないと!」と

上司に言われ悩んでたよね。

 

「だって、、子どもたちこんなに一生懸命やってるのに 
なんで怒らないといけないの?

組体操なんて小学校でもしなくなってるのに

危険な事をする意味もわからない。。」


怒りたくないのに怒って、、
無理に泣かせてまで 

やらせる事にいつも違和感を持っていた
それでも 頑張ってやりきった子どもたちの

達成感を得た笑顔には、

これも子どもたちには必要な経験なんだと

割り切った感じもあったんだけどね。

 

 

娘は指導者ではないのかも

娘はサポーターなのかもしれないなぁ。

 

 

「ホント辞めたい」と 夏休みに言った娘に

3ヶ月で何がわかるの?アルバイトじゃないんだから

石にかじりついても3年はやってみないと。。

※アルバイトも4年半続けてたけどね。

 

と・・・娘に言った自分をゲンコツで殴りたい。

 

3ヶ月でわかった事がきっとあったんだ

無理しちゃったね。

 

 

2月2日・・・雪の朝

娘は はじめて幼稚園にいけなくなった。。

遅刻の電話のあと・・・もう一度 園に電話をして

病院へ行く為のお休みを貰っていた(後で聞いた話)

 

私は、、、高熱で死にそうだった朝なので

それさえも知らず

 

「なんか変な時間に出かけるなぁ・・」って思ってた

高熱の私に心配かけたらいけないと 家を出たらそうだ。。。(泣)

 

私は、私で病院に行き、、インフルエンザBが判明し
講座の中止を薬局の待合室で泣きながらしてた時

 

彼女は 誰にも相談をせず

近所のメンタルクリニックを探し 予約が取れずに

路頭をさまよっていた。

 

 

「なんで 私に言わないの?」

「言おうと思ったら インフルだってLINE来るから、、」

 

・・・そっか。

 

 

彼女から 身体の異変を聞いたのは

2/3の夕方 泣きだした時

 

指導者にわからない事を聞こうとすると

動悸が凄くなって不安に襲われる
 

朝 身体が重くて動かない

夜 寝つけない 胃痛

食べた後消化できない感じがある

また失敗したら、、と思うと泣きたくなる

すぐ涙がでる

 

・・・・病院にいこう。

すぐにそう思った あみちゃんがエライ!!

 

 

 

私の社会復帰の日

2/5  調布にあるメンタルクリニックを受診して

いっぱいお話を聴いて貰って 先生と相談して

1ヶ月の自宅療養という診断書を頂きました

 

 

適応障害は 不適応な事から離れたら

本当に治るものなので とにかく休む!!!

 

少しゆっくり離れて 

気晴らしや行動療法を用いて元気になるのを

待つ事が大事です

 

 

園から「写真撮影があるので 休んでてもいいから撮影に。。」と

「園児が心配してるから時々園へ」って

めちゃ優しい園長先生から 私に連絡があったけれど


適応障害は うつ病に移行する場合も多い障害です

園の体裁とか子どもが可愛そうとか言ってる場合じゃなかったです。

 

 

「たまには来てください」じゃなく

「大丈夫だからゆっくり休んでください」と言える職場環境が大切だね

 

職員室もなく ロッカーもなく 自分の机もなく

教室に朝行って 同じ部屋で1日指導者と2人で過ごす・・・。

バス通園100%の園なので 保護者が迎えに来ることもなく

そう言う意味でのストレスはないけれど 

 

閉鎖された空間で

「自分を見失った娘」に誰も気が付かなかったんだと思う。

 

 

少し離れて これからを考えられるようになったら

もう一度復帰するのか

幼稚園内での環境を整えて貰うのか

退職して転職するのかを考えたらいいね

 

 

あみの人生だ!

生き方なんて10000000000000000通りある

 

そういうと ニコって笑ってくれた。

 

 

子どもが大好きで 天職だと思った幼稚園の先生

本当は 赤ちゃんが大好きだけど

自分で産んでみないと 抱きしめるのが怖いとも言ってたね

 

あなたが選んだ夢のお仕事で

あなたが「楽しくない」なら そこは、あなたの居場所じゃない

きっと強みが抜群に生かせる場所があるから

何回も 何回も 何回も 挑戦したらいいね!!!

 

 

かぁーさんは ずっと応援してる

 

どこにも あなたの思う

「子どもを尊重して個をのばす」場所が

なかったら いっそ!自分で創ったらいい!!

そーだ そーだ 創っちゃえ! あはは

 

 

私は、しっかり彼女を信じて委ねて行こう。

全ては あなたの生きやすさに繋がる経験

 

あなたが転んで立てない時は

私も一緒にゴロゴロしよう

あなたが泣いていたら

私は 一緒に泣いて ただ抱きしめよう

 

あなたが怒って泣き叫んでいたら

私は・・・必ずそばにいる

 

いるよ。。

 

絶対にいるからね。


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私は 不登校児のいる家庭の親経験は

息子でさせていただいていますが

 

まさか適応障害で仕事にいけない子の親経験を

娘でするとは思っていなくて、、、

 

「まぁーた 経験値あがっちゃうなぁ」と言うと

 

「母のそのポジティブさに安心する

母は強しだなぁ、、」と

言われた。

 

 

どんな決定でも 乾杯だよ!

いいあみ? 自己決定できたら 乾杯です。

 

 


自己決定した事には、反省はあっても後悔はない!からね~^^

 

 

 

 



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うちの娘の事で 心痛めている方や諸先生方
本当にこのクソ忙しい時期にご迷惑をお掛けし、お休みを頂きましてすみません。
娘に変わりましてこの場もお借りして、心からお詫び申し上げます。

私自身の思う理想の社会人像を以てするのなら、沢山をばねに乗り越えて欲しいとも
思いますが、この段階で回復しないと大きな後悔を残す事になりかねません。


そのうち娘も元気になり、自分で行動できると思います。

今しばらくお時間をください。何卒宜しくお願い申し上げます。