十字の力と、風水に与える影響について!

十字の力と、風水に与える影響について!

風水では、色・形・大きさ・間取り・方位・比率・・・・など様々な要因が、住む人に影響を与えます。その中でも、一番大事になるのが「 形 」からの影響です。不適当な形の物があると、それは家を壊します。適した形の物が置かれていると、家の運気を向上させます。今回は「 十字の形 」をテーマに、形が与える影響について、解説しようと思います。

〜 「 十字 」は、次元を変換させる形!? 〜

先日、以前に風水調整したお客様とメールでやり取りする機会がありました。

 

その際、「遠隔チェック」で、家や人の運気が調整時同様巡っているか?調べてみると、
家の運気の巡りが落ちていることが分かりました。

 

家の運気が巡らなくなる理由は、
通常ですと、家の玄関かセンターラインに、気の巡りを悪くさせる「何か!?」が、
置かれてしまった可能性が高いです。

 

私の直感的には、今回は玄関に原因があるように感じたので、
現在の玄関の写メを撮って送ってもらい、
「家の運気を落とした犯人探し」を、行うことにになりました。

 

写真だけでは、あくまで推測の域を脱しないのですが、
写メを観察していると、傘立てに刺さっている「 中国の剣 」が気になりました。
(※このお宅では、お母様が中国武術の先生をなさっているので、
演武で使う「 中国製の剣 」が存在します。)

 

傘立て自体は、傘が玄関を刺しても大丈夫なように既に風水調整で改善しているので、
運気低下の原因にはならないはずです。
なので、何本傘が差さっていても、問題ないはずです。

 

でも・・・・剣が気になりました!

 

そこで、「試しに剣を玄関からどかしてもらっていいですか?」とメールでお願いし、
移動してもらいました。

 

そうすると、家の運気が回復しました。
なので、犯人はやっぱり「 剣!! 」ということになります。

 

ただ、剣=棒という意味では、他の傘と同様、傘立てで調整しているので、
「剣が玄関を刺す」という理屈は、通用しないです。

 

っということは、別の運気を壊す意味合いが必ずあるはずです!!

 

そこで、フッと思い出したのが・・・
以前、外国人でクリスチャンのお客様の家を風水調整した際の経験でした。
その家の玄関には、靴箱の上の壁に「 十字架 」が取り付けられていました。
この「 十字架 」がなぜか?運気が入る邪魔をしていたので、
「 十字架の気を抜く調整 」をした経験があったなぁ〜・・・ということでした。

 

そう考えるとつながってきます!
剣は、棒は棒ですが、ツバがついているので、十字架の形をしているとも言えます。

 

「あぁ〜、十字が玄関を悪くしていたのか〜!?」ということが見えてきました。

 

なので、早速、実験です。

 

まずは玄関に、日本刀(模造刀)を置いてみました。
風水日本刀
(※巨大な玄関鏡はありますが、鏡の悪さは既に調整済みです。)

 

玄関扉から見て死角の場所に置いているので、
棒が玄関運気を刺し殺すという意味では問題ないはずです。
でも、確かに家の気の巡りが悪くなりました。

 

次に、ペンを十字にし、置いてみます。
風水ペン
(※ペンで十字=クロスを作ります。)

 

すると、やはり、同じように家の運気が低下しました。
写真からも、違和感が伝わりますね!

 

ちなみに、十字を止め、普通に横に平行に置き直します。
風水ペン

 

この場合には、玄関をペン先が刺していないこともあり、全く無害でした。

 

なので結論として、
「 十字を玄関に置くと、気の巡りが悪くなる 」ということが分かりました。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

十字については、以前にも「からだ風水」のコラムで、記載したことがあります。

 

「 十 」の形は、古来より聖なる図形シンボルと考えられていて、
縦軸と横軸が交わることで、
「天と地」「精神と肉体」「時間と空間」「あの世とこの世」が、
交わる意味合いが出てきます。

 

また、十字は漢数字の「 十(じゅう) 」でもあり、
「ひ・ふ・み・よ・い・む・な・や・こ・と」の「 と = 戸 」となり、
別次元への扉の意味合いにも繋がります。
1〜9までの一桁で表す現実世界から、10になった瞬間、桁が二桁に次元上昇します。
10は世界・次元を変換させる数で、その図形が「 十 」です。
つまり、あっちの世界とこっちの世界をつなげる扉が、「 十 」の役割と考えられます。

 

そう考えると、今回の「 玄関に剣!事件 」は、
せっかく現実的な金運とか仕事運とかが入ってくる玄関にしたのに・・・
それを変に「 スピリチュアル的な玄関 」に変換してしまったことで、
現実的な運気パワーが巡らなくなってしまったのかな!?と思いました。

 

なお一時前に、スピリチュアル(精神世界)ブームというのが起こりました。
スピリチュアルはスピリチュアルで好きなら構わないですが、
個人的な見解としては、僕らは今、現実的な世界に住んでいます。
その現実世界の中に、金運・仕事運・恋愛結婚運などが存在します。

 

スピリチュアルな波動は、一見「 ホワ〜ン 」としてて居心地は良いですが、
時に、現実の苦しさを忘れるための麻薬っぽさを感じさせます。
たまに天使の絵とか、スピリチュアル絵画とかを目にしますが、
風水としては、上記絵画含め、「 十字の図形 」は、
玄関とか家の中心とか主要な場所には、おススメしない波動パワーだと思いました。

 

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なお、この精神世界のシンボルに成り得る「 十字 」ですが、
教会とかにある分には、構わないと思っています。

 

教会だけでなく、神社やお寺は、ある意味「 この世 」ではなく「 あの世 」です。

 

神社やお寺は、パワースポットではありません!
神社やお寺はパワースポットではなく、「 自分の心と向き合う場所=あの世 」です。
(※前回の「リンクα」で伊勢神宮と自宅をつなげると、自宅の運気は逆に低下します!)

 

これらの場所に行くことで、精神性を向上させ、感謝の気持ちを高めます。
なので、運気アップやパワーアップは普通しないですが、
心の浄化・昇華という意味で行く分には、別にそれは構わないです。

 

なので、それと同様、
教会とかで、ミサの最中、十字を見るのは、浄化や次元上昇に繋がりますので、
霊性向上という意味で、十字架は役立つ道具・図形・形だと思います。

 

また、面白いことに、
中国風水では、家に霊が入ってくる場合、
「 霊が入る窓に剣を吊るす! 」という改善方法が存在します。

 

昔はそんなのホントかな〜とも思っていましたが、
これは実は、剣で霊を怖がらせるというのではなく、
もしかしたら、十字を置いて次元変換の結界を張り、
霊が入りづらい環境を作る!という働きがあったのかも!?と思いました。

 

実際のところは、窓からだけでなく壁すらすり抜けて、霊的波動は入ってきますので、
剣を窓辺に吊るすだけでは改善できず、
十字の他に、方位や〇〇や△△の働きを重ね合わせ、結界を張る必要は出てきます。

 

ただ、十字はある程度の邪気除け・邪気払いには使える図形なので、
霊障のときは、十字架を体に当てるとか、ペンで十字を作って体に当てるとかすると、
もしかしたら霊が出てってくれるかも、知れませんね!

 

・・・・・・・・・・・

 

このように、全ての形には意味があります。

 

一律に、良い図形・悪い図形と言い切ることは出来ないですが、
全ては適材適所、使い方・使う場所次第で、良くも悪くも変わります。

 

なので、適した使い方というのが、一番大事になります!

 

また、その形に、方位とか場所とか色とか高さとか大きさとか、
諸々の条件が組み合わさることで、運気向上にも運気破壊にも、つなげられます。

 

なるべくなら、良い運気が巡る家になるよう、
適した形の力を取り入れて行きましょう!!

 

 

 

 

 

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