食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

コラード・グリーン炒めとスイートポテトカリー

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写真がブレブレですが。笑

 

ちょっと前に書いたPBSのA Chef's Lifeという番組、あの中で南部の野菜といえば、と紹介されたコラード・グリーンを使って今日は付け合わせの一品を作りました。

 

Bryant Terry氏のAfro-Veganというクックブックに載っているコラードグリーンのレシピを参考にしました。

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この本、レシピのページに「これを作るときにオススメの音楽」も載ってるのが面白い。

 

PenguinRandomHouseのサイトで見ると、中身をちょっと見られるみたいです。↓

www.penguinrandomhouse.com

コラードは南部の野菜!という印象が強くて、うちの界隈では普通に使われない野菜ですし、それほどご馳走という感じではないのですが、なぜかうちの近所の地中海系スーパー(ギリシアや中近東出身者のニーズに合わせている感じ)にいつも置いてあるのです。

でもね、コラードって生で見ると、でっかくて大味そうで、なんだろうこれ、美味しいの?と手が出なかったんですよね。

下ゆでをしっかりしてから調理するものらしい、ということと、古い世代はこれを小一時間茹でて灰色にしてから食べるものだったらしい(けどそれはさすがにやりすぎらしい)ということを前述の番組で学びましたので、じゃあこれ、一度使ってみようかな、と手を出して見たという次第。

 

Bryantさんのレシピで、葉っぱをほそーく切ってから塩を入れたお湯で10分下ゆでして、それから油で炒める、というのを見て、「10分も青菜を炒めるとは!!!」と思いましたけれど、まあ一応10分茹でて見ましたよ。

そして、その後はオリーブオイルとニンニク、チリペッパーなどで炒めて見ました。

それだけ。

でもね、10分茹でてもちゃんとしっかり緑色ですし、くたっとしてますけれどちゃんと歯応えはあります。

結構好きです。

これ、ほうれん草が高い時なんかに代わりに使えそうです。

ビタミンA,C,カルシウムなどが豊富です。

 

次に使うときは茹で時間をちょっと減らして見て、どれくらい短時間でもいけるものなのか試して見たいですね。

後、茹で汁は味も出てるので出汁として使います。

何作ろうかな、今日の夕飯は夫が何か作ってるので、明日の夕飯にリゾットでもしようかな、それともスープかな。楽しみです。

 

スイートポテト・カリーは、本来ならカリフラワーかチックピーか何かで作りたかったレッドレンティルの煮込みに、入れるべき野菜がなくて、でも何かどーんとボディが欲しいなあと思って目に入ったスイート・ポテトをサイコロに切って入れたもの。

ココナッツミルクを入れてリッチに。

でもチリペッパーも入れてピリ辛です。

私個人的には甘いおかずはあんまり好きじゃないんですが、夫は甘いものも好きなので気に入ってお代わりしてました。

スイート・ポテトはビタミンAたっぷりで体にもいいので、たまに努力して食べてます。笑

 

それにしても栄養を考えずに適当に作ったこの日の夕飯は、ビタミンAたっぷりすぎましたか。笑

 

食べ物で取りすぎることはあまりないけれど、サプルメントなどで取りすぎると危険ではあります。

取りすぎるとどうなるかはこちら↓

www.livestrong.com

 

大きめのスイートポテト一つ丸ごと食べると、大人が一日に必要とするビタミンAの量を100%以上摂取できるそうですので、サイコロに切ったのが5切れくらい入った程度だったら過剰摂取の恐れはなさそうですね。

お代わりした夫、スイートポテトをどれくらい余分に食べたのでしょうか。

私も食べたわけなので、丸ごと一個に至ることはありえませんから、とりあえず安心ですね。

また、スイートポテトを食べることで一緒に食べたブラウン・バスマティライスに含まれる鉄分の吸収を助ける作用もあります。

 

 あんまり考えずにつくった献立でしたが、栄養的にはまあよろしかったかと。笑


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