No. 202: 最後の?出張 | Rusty Skull のブログ

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2015年3月から2年間ザンビアでボランティアとして活動。日常と非日常の記録。
現在と回想の混合。


↓地平線。山無し。平ら。

予定からは多少遅れましたが、週明けから出張に。

資材の一部が、まだ通関できずにいるので、工程を少し変更してPhase 3の準備に入ります。
3泊4日の日程での出張です。移動にほぼ丸1日かかるため、現地で実際に作業できるのは2日間だけ。内容は、昨年末に終えた作業で稼働状態に入った設備の動作確認。現地での保守要員の追加教育。Phase 3に必要な資材の再確認。

来月末頃を予定している私の配属期間の終了までには、たぶんこのプロジェクトは完了しません。もし、再び出張する機会があるとしても、竣工を見ることはないと思います。
このプロジェクトの再開を請け負ったのは、去年の夏頃でした。その後、大統領選挙前後の治安悪化のため出張が出来ずにいたりしましたが、基本的には資金の不足により順調に作業を進めることが出来ず、工期がここまで遅れてしまいました。多分、必要な資金が手元にあれば、昨11月末には竣工していたと思いますし、配属先にもそれは伝えてありました。

プロジェクトの途中で、手元資金が不足するのは、当初の計画が杜撰だったこともありますが、運用のまずさも原因の一つです。20年近く前にアメリカで任されたのも、同様な問題で頓挫したプロジェクトの再開でした。予算オーバーと予定工程の未達。
以前のブログに少し書きましたが、アメリカのプロジェクトの場合は、プロマネの無能が原因。今回の場合は、指揮管理系統の乱れもしくは不完全さ(プロマネの不在)が失敗の原因です。


任期残り2ヶ月余り。住処の食料品の在庫整理に入りました。シニアボランティアの方から頂いたもの、日本の友人がもってきてくれたもの、日本から自分で持って来たもの、こちらで買ったもの(パスタなど乾物、缶詰め他)を残さず平らげることに。
そういう訳で、今夜は日本酒を飲むために肉じゃがと冷奴。
Nikujaga_Yakkoo

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