No. 219: (最終回)ザンビアの子どもたちへ | Rusty Skull のブログ

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2015年3月から2年間ザンビアでボランティアとして活動。日常と非日常の記録。
現在と回想の混合。


↓地平線。山無し。平ら。

タイトルの「子どもたち」は現地の子たちではなく、ザンビアで出会ったボランティアの若者たちのことです。

JICAのボランティアには、満20歳から39歳までのJOCVと同40歳から69歳までのSVがいます。年齢は、年に2回ある応募の締め切り時点での年齢。年齢分布には多少の偏りがあり、JOCVのざっと9割程度が、私の子供の世代です。現在在任中のザンビアのボランティアは合わせて80名前後。四半期毎に入れ替わります。任期2年の間に任期の重なる隊員数は、引継ぎのための重複が無い場合、ざっと150名(計算合ってる?)。内、JOCVは120名くらいでしょうか。

JOCVの首都での宿泊所は隊員連絡所、通称ドミ。この至近に住んでいたことこともあって、度々彼らの訪問を受けました。SVにも数回来て頂きました。たぶん、任期の重なるJOCV120名のうち半数程度が、拙宅に来てくれたと思います。
JOCVの任地、中にはかなり過酷な所もあります。拙宅が息抜きになればと思い、食べ放題・飲み放題状態で過ごしてくれれば良いと、かなり自由な雰囲気を心掛けたつもりです。個人的には、配属先同様、あるいはそれ以上に気を使ったようにも思います。半々。いや、逆に四分六分かな。そうだそう言えば、配属先には気を使ったことがない。零分十分。

みんなしっかりした子たちで(「子」と言うのは失礼かとも思いますが)、不愉快な思いをさせられたことは、唯の一度もありませんでした。アルコールが結構入ってもそれは変わらず。多少羽目を外しても気にもしませんが、そういうこともなかった。

二本松の訓練所でも感じたことですが、大半のJOCVには、イマドキの若い者にしては責任感が強く、芯がしっかりしていて、少し尖った所があるという印象を持っています。ただ、ますます均質化が進み、寛容さが失われている日本の社会では、多少生き難さを感じるのではないかとも思います。変化し続けている社会には、そういう尖った人も必要だと思いますが、どうなんでしょう。


写真は、いつも隊員たちが飲み食いしていたリビングです。幾人かには、このソファーは寝心地の良い場所でもあったようです。
Living


二度と会うことも無いと思いますが、皆さんお元気で。無事に日本に帰国されることを祈念しています。
皆様の今後のご活躍も併せて祈りつつ、さようなら


本日午後の便にて、ザンビアを発ちます。


※「Rusty Skullのブログ」はこれでオシマイ。
アメブロはあまり融通が効かないので、別のサイトでのブログ再開を考えていますが、どうなるか分かりません。開くとすると似たようなタイトルになると思いますので、気が向いたら探してみてください。


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