キスだって左利き ―戻れない二人―4 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

やがて、愛李が部屋に戻ってきたのだ。

 

「そろそろ、寝よっか・・・」

 

愛李は少しハミカんだ。

 

「じゃあ、歯を磨いてくるね・・」

 

玲奈は洗面所に移動した・・・

 

いよいよだ・・・

 

いよいよ愛李と結ばれる時がやってきた・・・

 

しかし、玲奈の頭の中には珠理奈で一杯だった。

 

(いい加減にしないと・・・)

 

玲奈は自分のほっぺを2回両手で叩いて

 

珠理奈の想いを締めだした。

 

そして、愛李の部屋に向かう・・・

 

部屋にはベッド一台だけだった・・

 

すでに愛李はベッドにはいっていた。

 

玲奈は静かに愛李の横にきたのだ。

 

すると、愛李は玲奈のほうに顔を向けて目を閉じる

 

玲奈も目を閉じて愛李と唇を重ね合わせる。

 

愛李は玲奈を強く抱きしめた。

 

玲奈もそれに応えるように抱きかえす。

 

(これで、いいんだ・・・これで・・・

さよなら・・・珠理奈・・・)

 

こうして、夜は更けて行った・・・

 

       

 

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