愛の為に何を捨てる?20 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

そして、偶然にも私の働く店に

 

店が一番暇な15時頃に

 

翔平さんが客としてやってきた。

 

私は懐かしさと苦い思いが同時に感じたが

 

昔とちがって強くなった私は

 

平静を装って、注文をとりに行く。

 

翔平さんは私の顔を見て驚いた。

 

「ご注文は??」

 

「ホットコーヒーを1つ」

 

「かしこまりました。」

 

「久しぶりだね。玲奈。」

 

「はい。ご無沙汰してます。」

 

私は注文を通し、すぐに出来上がったコーヒーを

 

翔平さんに運ぶのであった。

 

「お待たせしました。」

 

私はコーヒーを翔平さんの手前に置いた。

 

「玲奈・・・5分だけ話を聞いてくれないか??」

 

「すいません。仕事中ですから・・」

 

「違うんだ。言い訳したいんじゃない。

本当の真実を伝えたいんだ。」

 

翔平さんは真剣な目で私を見つめた。

 

真実って・・・

 

翔平さんが私を裏切って

 

珠理奈とつき合ったのが真実じゃないの??

 

私は興味を示してしまい

 

翔平さんの前に座ったのだ。